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小笠原での初ダイビング

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2003/07/21

小笠原での初ダイビング

 



 小笠原諸島に上陸して直ぐにダイビングに出かけた。ここでも素敵な出会いがあった。「KAIZEN」のオーナーでもある山田氏だ。真っ黒に日焼けし、サングラスの似合う石原裕次郎にどことなしか雰囲気が似ている海の男だ。山男と海の男は意外にも気が合うもので、山田氏ともすぐに打ち解けられた。25時間も船に揺れ、一息入れたかったが中3日間しか滞在できない。一時間たりとも時間を無駄にはできない。用意されたお弁当だけ食べてすぐにダイビングに直行。真っ青なコバルトブルーかと思いきやエメラルドグリーンの海。海草が少ないのも手伝い海の中が砂漠のように真っ白。28メートルほど潜ってみたが大人の太ももよりも太いカイコイセエビ。世界中の海に潜ってきたけれどあんなに大きな伊勢海老を見たことがない。そのすぐ横に小さく仲良く寄り添うハタタテハゼ。二匹の健気な純愛にこちらまで、ほのぼのしてしまった。

 そして大量のノコギリダイの群れ。このノコギリダイの背中は蛍のような光を発する。砂丘のような真っ白な海底にこの無数の蛍の光は神秘という以外に言葉が見つからない。ヒマラヤから下りてくれば日課になっているスキューバー・ダイビング。この10年間、世界の海に潜り続けてきたが、ガラパゴスと小笠原でのダイビングは特別だ。生涯忘れることの出来ないこの体験は素敵な宝物だ。

 この素晴らしい自然に感謝したい。
 

 

 

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