2006年マナスル清掃登山 , ヒマラヤ , レポート・インタビュー記事

2006/04/16

野口健隊・隊員の意気込み

 

谷口ケイ ♀【ウンコ隊長】
02年、03年のエベレスト清掃隊に参加して強く感じたことは、今、目の前にあるゴミを拾うことが重要なのではなく、世界のエベレストを清掃することによって周囲に与える影響に意味があるのだということ。例えば、シェルパ達が「ゴミ」に対する意識を持つようになって積極的に清掃隊に参加してきてくれるようになり、ネパールの環境省が入山する隊に対して持ち込んだものは持ち帰るように制度を設けるようになった。そして、今は毎年いろいろな国から清掃登山隊がヒマラヤへやってくる。共に山を登る仲間、シェルパや世界中からのクライマーと生活をも共にしながら地球の自然に対する話をすることが、ただの会話でなく、その後のお互いの生活にいろいろな意味をもたらしていくのだなぁ、と実感したこの数年。もちろん、日本の自分の住む町でも出来ることはあるのだけれど、自分にだから出来ることの一つは、健さんと共にヒマラヤからメッセージを伝えることかもしれない。健さんとのヒマラヤ清掃登山は3回目、シェルパたちと共に新しい何かを伝えられるような活動をしていきたい。

平賀淳 ♂【癒し系カメラマン】
03年エベレスト清掃登山と05年シシャパンマ遠征に続き、マナスル富士山同時清掃登山の撮影班として参加させていただきます。清掃活動や登頂までの冒険の様子を映像にして伝えていきます。日本にいてはみることのできない、ヒマラヤを舞台にした登山家としての野口健さんに、どこまでも迫っていきたいです。

写真:伝説のカトマンズカット!!


阿久津千尋 ♀【 BC マネージャー兼通信隊長】
今回ベースキャンプマネージャーとして、みんなの活動を縁の下から支えさせていただきます。ヒマラヤの高い山々に囲まれたこの集落で想像以上の山の大きさを目の当たりにして、この美しい山々を美しいままにしたいという自然な思いとさらに頂上へと挑んでいくみんなの世界の厳しさに圧倒されています。何が起き、何が始まっていくのかまだ分からないですが、活動を全力で支えていきたいです。

小西浩文 ♂【アドバイザー兼特攻隊長】
今回ご縁をいただいて野口健マナスル清掃登山隊に参加させていただきました。マナスルという日本人が初登頂した山を清掃させていただくのは私たち日本人登山家の責務だと思っています。清掃させていただいて頂上に登らせていただければ、大変ありがたい話です。何よりも一番大切なのは、全員が元気で帰ってくることだと確信しています。皆様の応援を何卒宜しくお願いいたします。

 

カテゴリー別

ブログ内検索

野口健公式ウェブサイト


(有)野口健事務所 TEL: 0555-25-6215 FAX: 0555-25-6216