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明日から知床! そして朝青龍問題について

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2007/08/03

明日から知床! そして朝青龍問題について

 明日から三日間、知床で知床親子自然学校(主催・財団法人国民精神財団)が開催され北海道入りしますが、心配なのが台風。明日の飛行機飛ぶのかなぁ~ 僕にとっては初めての知床。とても楽しみ。そして今回は親子で一緒に取組む環境保護活動。世界遺産は観光と環境保護の間で時に対立を繰り返してきました。しかし、保護と観光の両立がなければ肝心の保護活動が地元に定着しない。大切なのは守ること、そして地元の経済効果の両立。一見、この両立は矛盾しているようですが、アイディア次第では共存していける。この親子自然教室は理屈ではなく体験から環境保護と、また世界遺産のあり方について親子で考え活動に移すものです。

 さてさて、明日から、8月15日まで知床、八ヶ岳登山、富士山登山、富士山環境学校、富士山清掃活動とぶっ続けで続きます。次に東京に戻るのは8月15日。なんとかバテないように頑張ってきます。

 それにしても朝青龍の相撲協会の処分、どうなんでしょうか!ちょっとやりすぎじゃないかな・・・とっ僕には感じます。二場所出場停止、そして事実上の監禁。家族と外出すらゆるされない。別に犯罪行為を行なったわけでもなく、仮に朝青龍が飲酒運転、または暴力事件ならばまだしも、サッカーですよ。可愛いもんじゃないですか。確かに軽率な部分もあったでしょう。巡業を楽しみにしていたお客さんをガッカリさせたでしょう。しかし、重圧やプレッシャーの中で優勝を果たし帰国し、つい開放されたのか、また祖国の為に人肌脱いでやろうと思ったのか分かりませんが、モンゴル政府からの要請でついついサッカーを行なってしまったということじゃないでしょうか。それなりに問題もあるのでしょうが、僕には愛嬌にさえ感じてしまう。彼はきっとサービス精神が人一倍強いのでしょう。日本人と違って国から頼まれれば「よしゃ!」と引き受けてしまう彼の気持ちは私にはよ~く理解できます。仮病疑惑については正式な医師からの診断書が提出されているわけですから、もし疑うのならばその医師を追求されたほうがいい。事実に反するのならばそれは虚偽になるわけですから、朝青龍よりも医師の責任のほうが遥かに重いでしょう。
  
 そもそもたった一人で約4年間も横綱の重圧のなかで戦ってきたんですよ。相撲協会も彼の孤軍奮闘によって支えられてきたはず。叱るべきはしっかりと叱り、犯したことに適した処分を下せばいい。事実上の引退勧告は過剰反応。やりすぎです。マスコミの方々にも言いたい。寄ってたかって攻撃すればいいものなのか、それに、品格、品格と指摘されますが、マスコミの方々の中には品格と程遠い方々も多々いらっしゃいます。私はよく知っています。自分の事はさておき、人様の事になると突然正義を主張するのはどうなんだろう。

 それと某大臣が「しっかり教育するように」と発言されていましたが、彼らにそんな発言する資格があるのだろうか。品格がないのはセンセイ方のほうじゃないですか。
  
 いずれにせよ、なにか事が起きた時に一斉に寄ってたかって叩くのはどうなんでしょう。賛否両論あってしかるべき。まあ~愚痴はここまでにしますが、一人の26歳の若者に対してここまで追い詰める社会に対して疑問あり。まあ~私自身が品格から外れているからそう思うのかもしれません。指摘するだけの社会はどうなんでしょうか。あの憎たらしいほど強い朝青龍の土俵で闘う姿がまた見たい。日本の宝として一気に潰すのではなく、みなで大切に育てていくべきじゃないでしょうか。

 それでは、台風、吹き荒れる北海道に行ってきます。ナマステ!
(次、東京に戻ってきましたら過去のも含め写真をアップしますのでよろしくお願いします)

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