「カラパタール(5545M)登頂!」 撮影:平賀淳
(写真はクリックしたら大きくなります)
4月18日、14時25分、平賀カメラマン・藤原ディレクター・小野塚カメラマン・パサン・ラム・シェルパ、二名のポータ、そして私は無事にカラパタール峰に登頂した。トレッキングピークかもしれないが、世界の王者エベレストを目前にその迫力、威圧感に圧倒されっぱなしであった。もう何十回もここからエベレストを眺めてきたけれど一度たりとも同じ景色はなく、飽きることもなく、そしていつもエベレストから全身にエネルギーを頂いてきた。やっぱり山に登るっている瞬間がなんとも好きだ。これだけの大自然の中に包まれていると、巷での人間社会の争いなど、なんともちっぽけにまた哀れに感じる。せめて登っているときぐらいは様々な問題から解放されたい。せっかく私の心の故郷であるヒマラヤの大地に抱かれているのだから。カラパタール峰の山頂で「俺はやっぱりヒマラヤが好きだ!ここが俺の居場所だ!帰ってきたぞ!」と叫んでいた。
4月18日 カラパタール峰麓のゴラクシップ村にて 野口健
アン・ドルジさんと一歩また一歩登る
トゥクラの坂を登り切り一休み
プリモ峰が迫ってくる
カラパタール峰に登頂した瞬間!左奥がプリモ峰、右奥がエベレスト
感動の瞬間を写真に収める
俺はヒマラヤに帰ってきたぞ
カラパタールでの記念写真
相棒・平賀カメラマンと
同行した藤原ディレクター(左)と小野塚カメラマン(右)
(次回の写真集は風景編です)