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断食生活で「えっ!」

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2009/06/03

断食生活で「えっ!」

 伊豆の伊東市にて断食生活をおくってきました。ヒマラヤ・マナスル峰から戻ってきたからというものの、今まで経験したことのないような疲労感。それは2年前のエベレスト登頂時よりも酷く激しい。今回は6600メートルほどしか標高を稼いでいないのに。それほど年でもないと思うんですが、少なくとも自分ではエベレストに初登頂した25歳の時と心身ともになんら衰えていないと思っていたんですが・・・。いやはや、なんなんだろ、この抜けないだるさ。

 「健康な肉体にこそ健全な精神が宿る」とはよく言ったものでまったくもってその通りだと最近になってつくづく痛感させられます。過酷な現場からメッセージを発信するのが私の役割だとするのならば、健康管理も仕事のうち、この際、思いっきり休んでやろうと断食してきました。

 断食生活も初体験からかれこれ6年目。何度も繰り返してきましたが、特にヒマラヤ帰りには効果てき面。なにしろ長期間にわたり低酸素での生活が続く。酸欠による血行障害、そして極度の脱水症状。その結果血液がドロドロになる。血液は車で例えればオイル。オイル交換しないで何万キロも走り続けばエンジンにガタがくるだろうが、それと同じで血液の汚れが人体を蝕んでいくわけですね。

 断食生活によって体にたまった老廃物、毒素を排出することによって血液をサラサラにする。2002年ごろ、ヒマラヤから戻ってきては入退院を繰り返していたが、断食生活を始めてから入院はゼロ。

 先日、同じく断食生活を好む石原都知事の著書で知ったのだが、病気の時に「食べれば元気になる」だとか「精が付く」と一般的言われているが、犬やネコなどの動物たちは体調不良になると餌を食べなくなるのだそうだ。確かに我が家のネコ殿もそうだ。

 「吸収は排泄を阻害する」のだから、吸収(食事)をストップすることで、排泄を活性化させ不調の原因となるものを体から追い出そうとしているのでしょう。       (生きる自信 健康の秘密 海竜社)
 
 とのことです。つまりバテ気味だからと、鰻など無理やり詰め込んだところで逆効果ということになるのだろう。色々と無知があるものです。

 そして特に驚いたのが私はまだ自覚していないが、断食生活によって生殖能力が強くなるとの事。石原結實先生のお話ではなにやらオットセイという生き物は羨ましいかな、1頭のオスが50頭ぐらいのメスをはべらせている。「何様だ!」と嫉妬もしたくなるが、ただ現実問題50人を相手しなければならなくなったら実に悲劇だろうねぇ。まあ~それはそうと、オスのオットセイさんは繁殖期間中になると断食生活を行いながら日々交尾を行うのだそうだ。犬など他の動物も同じだそうだ。

 人間の生殖能力も飢餓状態になると高くなるとの事。一つには肉食中心になり栄養過剰が関係してくる。草食動物は肉食動物に襲われるため多産になる。逆に肉食動物は多産になると餌を奪い合ってしまうので、草食動物に比べて子どもの数は少ないとのこと。つまり人間も動物であるから肉食中心になると本能的に子どもが少なくなるとの事。へぇ~そんなものかねぇ~と驚く。

 そしてなによりも心強かったのが、出生率の低下は下半身の筋力低下も大きく関係しているとのこと。男性にとって「息子殿」つまり「あれ」は「三本目の足」と言われているのだそうな。現代人は歩かなくなってきているので足の力が衰えている。二本の足が衰えると、つられて三本目の足も弱るとの事。とっ、いう事は登山家である小生は人よりも足が鍛えられているわけで、とっいうことは・・・「ヨッシャー!」と気合が入るわけですが、実際はどうなんでしょうか。ちょっと期待しちゃいますが。いずれにせよ足は鍛えておけってことです。

 とっ、まあ~色々と書きましたが、断食生活によって多くの事を教わったわけです。マナスル峰から戻り心身ともに疲れていましたが、この断食生活で復活!明日から仕事始めです。日本テレビの「スッキリ!!」(8時~)出演からスタートです。「スッキリ!!」ではこの度のマナスル峰の報告を行います。早朝ですが、良かったらご覧くださいませ。

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