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2010/01/27

第2回遺骨収集シンポジウム

 1月19日に大阪で行われた第2回遺骨収集シンポジウムに関して、本日の産経新聞朝刊にシンポジウムの内容の記事が掲載されました。
以下は記事の抜粋です。

 NPO法人空援態による活動によって、昨年、従来の実績を大きく上回る8675体の御遺骨を収集するという成果を発表し、さらに国に対し、今後の遺骨収集に関し、国の事業として予算をつけてくれるように鳩山首相に対し公開質問状を提出したが、届いた回答は、明らかに官僚が書いた無味乾燥な文章だった。野口は、『遺骨収集は国家の義務である』という法律がないから、国家の責任の所在が明確にならないと訴えました。
 また、先日の週刊新潮でも取り上げられましたが、昨年11月、日本政府の派遣段によるフィリピンでの活動をめぐり、現地の自治体などから遺骨収集や焼骨の許可に対し様々な横やりが入り、収集した遺骨を日本に持って帰ることができず、2週間、マニラの日本大使館に足止めになったこともあった。現地にいた、倉田さん(空援隊代理事)によると、「現地の自治隊関係者からは『日本からはODAが来ないから遺骨収集のさせない』という話も聞いた。何の関係もない話が遺骨収集と結び付けられている」と憤りをあらわにした。
 また、この問題に対する関心が高まってきたとはいえ、国民運動にするにはもう一段上の努力が必要。パネリストの笹幸恵さんは「一番大事なことは関心を持ち続けること」と呼びかけた。


2010年1月27日 産経新聞 第2回遺骨収集シンポジウム

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