フィリピンから戻った翌日、山形へ移動。灼熱であったフィリピンから雪が残る山形へ。3月14日、コスモアースコンシャストアクトの講演会ですが、このイベントも8年目。そして記念すべき50回目。2002年からスタートし全国を回ってきました。コスモ石油さんも全国のFMさんもよくもこんな自分に嫌気をさすこともなく使ってくれました。そして会場に足を運んでくださった多くの方々。本当にありがとうございます。
決まっている?
控室に入ったらこの講演会をずっと支えてきた博報堂のそるとさんが大きな何枚ものパネルを持ってきて「野口さん、サインしてください。50回記念のプレゼントにしますから」と。我ながらなかなか格好いい写真?もあれば、微妙な表情?のドアップも何点かありました。
ソルトさんのブログにて応募していますので希望する方は申し込んでみてください。
プレゼントの詳細はこちらから
プレゼント写真です
でもでも、あんなに大きなパネル写真もらって嬉しいのかなぁ~。邪魔だといって僕のサイン入りのパネル写真が樹海に捨てられたりして・・・。
コスモ石油イベント責任者である前島さんは「野口健、50回といわず100回までお願いしますよ」と。思わず涙が流れそうになってしまった。
コスモ石油さんには本当に感謝です。だって何故ならば、企業からすれば野口健へのサポートは不安だろうに。やはりなんといっても発言内容。チベット問題、遺骨収集問題、そして政治問題等々。一般的には、企業からしたら「そんな信念よりもうまく上手に当たりさわりないことを綺麗に話してくださいよ」となるでしょう。企業の姿勢としたら当然の事なのかもしれない。
しかし、コスモ石油さんは私に「野口さんの生き様を講演会で語ってください」「現場の世界を届けてください」と。
こんな使い勝手の悪い男をよくもここまで育てて下さったと私はコスモ石油さんには頭があがりません。本当に感謝しています。
いつの時代も美女には弱い。幸せな一時
そるとさんが撮影
参加者との写真撮影会は貴重な出会いの場です
中学生?高校生?若い人が聞いてくれるのが嬉しい
フィリピンでは心が傷つくことがありましたが、日本に帰ってきてこのコスモアースコンシャストアクトの仲間たちに囲まれ、記念ケーキまで頂いちゃって、心から嬉しかったです。
小さな写真にサインしてと頼まれて
3月30日からはヒマラヤ遠征です。氷河湖の調査再び。IPCCの情報修正騒動以来、「ヒマラヤの氷河など溶けていない」といった極論が目立つようになっていますが、それはちょっと待った!
IPCCの四次報告書問題がなんなのかよく知りませんが、現実問題、現場では急激にヒマラヤの氷河が融解し氷河湖が拡大し、またその氷河湖の中から決壊による洪水被害も始まっているのは紛れもない事実。ヒマラヤの温暖化問題をもう一度、世間に訴えるべく私はヒマラヤの氷河湖調査を再び開始。ネパールで仲間のダワステーブン・シェルパが一人温暖化の被害を訴え続けていますが、私も再び彼と加わりたい。
次にマナスル基金によってマナスル峰の山麓サマ村にて建設中の学校ももう大半が完成。 開校式も行う予定。そしてチュール峰という6000M級の山にも登ってきます。
あと、2週間でヒマラヤに帰れる。私の第二の故郷であるヒマラヤ。一年ぶりのヒマラヤ。安心して過ごせるヒマラヤ。あと2週間でヒマラヤです。
大切なスタッフに囲まれて<