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産経新聞連載「密漁者の罰則を強化し、領海で隙を見せるな」

2014/11/06

産経新聞連載「密漁者の罰則を強化し、領海で隙を見せるな」

本日の産経新聞に野口健連載「直球&曲球」が掲載されました。
以下、ぜひご覧下さい。
野口健連載 直球&曲球が掲載されました

産経新聞朝刊 2014年11月6日掲載
「密漁者の罰則を強化し、領海で隙を見せるな」
 200隻を超える中国漁船が日本に押し寄せ、小笠原諸島周辺などでの密漁が社会問題となっているが、被害にあっているのは日本だけじゃない。アフリカでも野生動物の密猟に多くの中国人が関わっている。例えば象牙だが、ワシントン条約締約国会議に提出された報告書では、2011年にアフリカで押収された象牙は24・3トンと過去最大。しかも、判明しているだけでその54%がケニアから中国に密輸されたのだ。
 小笠原諸島での密漁は赤サンゴが目的だ。中国では10年から海洋保護法によりサンゴの捕獲が禁止されたため、日本で密漁すればいい、となったのだろう。なぜならば、日本で逮捕されても担保金(罰金)が低く(EEZでの無許可操業は400万円前後、立ち入り調査拒否は数十万円)すぐ釈放されるからだ。
 中国ではどうか。10月22日、中国台州市の裁判所は中国内でのサンゴの密漁で逮捕された男ら13人に対し最大で懲役6年、罰金の最高額は918万の実刑判決を言い渡したのだ。これでは日本にやってくるわけだ。
 穿(うが)った見方かもしれないが密漁にしては堂々とし過ぎていないか。錆(さび)だらけのオンボロ船でありながら複数掲げられた真っ赤な中国国旗はまるで新品。船体にも大きく「CHINA」と書かれてある。日本社会に対し「中国がやってきたぞ!」とアピールしているかのようだ。日本の出方を確認し、小笠原諸島に海保の巡視船をおびき寄せることで尖閣諸島に隙を作ろうとしているのだろうか。
 津軽海峡も危ない。国際ルールでは自国の領海は沿岸から12カイリ(約22キロ)であり本来ならば幅20キロの津軽海峡は全て日本の領海だ。しかし、日本政府は「国際交通の自由を確保する」との名目で「特定海域」にし領海は沿岸からわずか3カイリとした。
 その結果、他国の船が自由に行き来できる「フリールート」になった。今からでも遅くはない。政府は津軽海峡全てを日本の領海とすべきだ。また密漁者に対し罰則の強化を図るべきだ。隙を見せた方がやられる。そう肝に銘じてほしい。
http://www.sankei.com/col.../news/141106/clm1411060008-n1.html
                 

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