閉鎖されたテント村を後に空港に向かう途中、益城町の住宅街にてテント村で使用していたテントとタープを発見。車から降り声をかけました。「余震が続いているし、狭い避難所には....入りたくない。テント生活にも慣れたし、頂いたテントを自宅に持ってきて張っています。自宅は当分ダメだけれど、隣の家にトイレも借りているので。水もあるし大丈夫。避難所よりもテントの方がいい。テントには感謝しているんだ。ありがとう」と。
自宅前のアスファルト(自宅の駐車場)にテントを張っていますが、確認したらドリルで穴をあけビズを打ち込み土囊袋も重しに。強風対策はやられていたので一安心。
テント村は閉鎖になりましたが、しかし、テント達はこうして役割を果たし続けています。約一月半、みんなを守り続けてきたテントを触りながら「これからもみんなを頼むよ」と声をかけた。テント村が閉鎖され約1週間。みなさん、どうされているのだろうか。1日も早く仮設住宅を希望されている方々が入居できる日が訪れる事を心から願っています。
2016/05/31 | 熊本地震支援、テント村に関して記者会見を行いました |
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2016/05/31 | 益城町テント村の報告と 今後の避難所の在り方に関しての提言 |
2016/06/08 | 熊本地震支援、テント村撤収。 |
2016/07/28 | 産経新聞連載 「震災時におけるリーダーの役割」 |