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京都議定書シンポジウム

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2004/11/27

京都議定書シンポジウム

2004年11月27日、京都にて京都議定書のシンポジウムが開催されました。野口は、小池百合子環境大臣の推薦により、ゲストとしてパネルディスカッションに参加しました。

野口は以前アフガニスタンを訪れた際のエピソードをあげ、地球温暖化は「私たちが、加害者」という独自の見解を示しました。アフガニスタンを訪れた際に、 野口は多くの難民の方に接しました。当初は戦争による難民だとばかり思っていたのですが、実際には水の枯渇による環境難民でした。温暖化が原因だといわれ ていますが、アフガニスタンが一体どれだけ二酸化炭素を排出しているのか。日本を始め、先進国が多くの二酸化炭素を排出している。それによってアフガニス タンの方たちは苦しんでいる。野口はそのような現状を前に、「まさしく私たちが加害者なんだ」と感じたそうです。

また野口は、富士山の清掃を始めた当初、「これは世界遺産なんか実際には無理だな」と感じていました。しかし最近は登山 者のマナーも向上し、5合目以降にはほとんどゴミは見当たらなくなりました。樹海の清掃にも今年だけで約2700人が参加、計50トンものゴミを回収。活 動を続けていくうちに野口は、「これは本当にいけるかもしれない」と実感するようになったといいます。
温暖化対策というと話が大きすぎてどこかで「まあそんなこといっても無理だろう」という諦めが出てしまうものですが、野口は富士山の活動を例にあげ、温暖化対策も「覚悟」と「諦めないこと」が必要だと訴えました。


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