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「龍さんにご挨拶」

山の先輩、橋本龍太郎さんのお墓がエベレストの麓、タンボチェの丘にある。東京、岡山、そしてヒマラヤと三か所に分かれている龍さんのお墓。今年はこうして大晦日の日に東京、岡山、ヒマラヤの龍さんとそれぞれにお会いできと事がとても嬉しい。ご本人からの「それにしても本当にうるさい男だ!いちいち来るな!」との声が聞こえてきそうですが・・・。



ヒマラヤの龍さんを前にこの一年間の出来事のご報告。特に2010年は色々な出来事が本当に激しかった。新たな活動もスタートしたり。その中にはひょっとすると龍さんの意に反する事もあったのかもしれない。しかし、私なりに正しいと思い始めた活動などを含め報告事項が多すぎて大変でした。

それにしても龍さんにはよく怒鳴られた。「お前の気持ちは分かるけれど思いだけで突っ走るな!」「なんでお前の考え方はそんなに単純なんだ!この単細胞!」「いちいちそんなくだらない事で相談してくるな!」等など。それなにに数日後に龍さんからのお葉書が届き「あれどうなったの?」と書かれてあったりと、本当に龍さんとの思い出は限りがない。



2007年は龍さんの木製のピッケルと共にエベレストの山頂にたった事の出来事がまた印象的だった。龍さんから託された古い木製のピッケル。通常、ピッケルはテントの表に刺しておくものですが、寒さでひびが入っても困るので寝るときはテントの中に入れ寝袋の隣にそっと置き寝るのだが、夜中に寝返りをうつたびに龍さんのピッケルが体に食い込み痛くて目が覚める。その時にふと感じるのは、龍さんご本人にもだいぶ気を使ったが、まさか龍さんのピッケルまでに気を使うとは思わなかったと、一人苦笑。この古い木製のピッケルと過ごす日々の中で龍さんを感じる事ができる。その事が何よりも嬉しいし愛おしい瞬間でもある。男が男に惚れるとはそういう事なんです。







龍さんには「龍さんの地元では龍さんの秘書を務めていた片岡聡一さんが市長で地元を守っています。また秘書の藤村健さんも龍さんの弟さんの大二郎さんを支えて頑張っています。そして2月27日は龍さんの地元で僕も片岡さんも藤村さん?も一緒にチーム龍の気持ちを抱いてフルマラソンを走ります!応援していてくださいね。では次回は4月にまた来ますね。その時は頂きまで一緒ですからね。守ってね。」と伝え後にしました。今年も再び龍さんのピッケルと共に世界の頂を目指す。