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2007年7月7日 Cool Earth Ambassador就任(内閣府所管)

「1人1日1kgCO2運動」について

 安倍内閣総理大臣が、地球温暖化問題の解決に向けた協力を強化を目的に提案した「美しい星50」においては、京都議定書の目標達成に向けた国民運動の展開が重要であるとされており、「1人1日1kg」の温室効果ガスの削減をモットーとして、ライフスタイルの見直しや、家庭と職場での努力や工夫を呼び掛けるなどして運動を推進する必要があるとされております。
  環境省では、この「1人1日1kgのCO2削減」に向けて、一人ひとりが、身近な取組の中から実践してみようと思うものを選択し、CO2削減に向けて宣言する「私のチャレンジ宣言」を6月20日(水)から実施しております。
 ちなみに野口健の「私のチャレンジ宣言」こちらからご覧ください。
 また、地球温暖化防止のためには多くの取組が必要でありますことから、「あなたのCO2削減アイデア大募集」と題して、皆様から地球温暖化防止に役立つ生活の中でできる取組のアイデアを募集しております。詳しくはこちらから。
 


2007年6月1日

「美しい森林づくり全国推進会議」構成員に就任

 

「美しい森林(もり)づくり全国推進会議」とは

美しい森づくり全国推進会議は先人が子孫のために営々と積み重ねてきた森林づくりを私達の世代がしっかりと受け止め、地球温暖化を防ぎ、清らかな水を育み、私達の暮らしを災害から守り、多様な生き物が住む美しい森林づくりを進め、これを次ぎの世代に引き継ぐ事を目的としています。 詳しくは 

http://www.rinya.maff.go.jp/utsukushiimoridukuri.html 

野口健 美しい森林づくり全国推進会議構成員として

日本は国土の65%以上が森林です。これは先進国の中でも珍しい国だと思います。

しかし、一見豊かに見える森林ではありますが、過疎化や国産木材使用量の低下等にともなう林業の衰退により、手入れをされる事なく放置された森林が多くなってきました。森は人間の生活に欠かせないものです。森の荒廃はその地域に様々な災害を起こす可能性を秘めています。

だからこそ、僕は間伐等の体験学習を交えた「森林再生プロジェクト」を長野県の小諸市と共に始めました。これは、市内の全ての小学校に対して総合学習の中に環境教育を取り入れた全国初の取り組みです。次世代を担う若者たちに森林の重要性を勉強してもらい、我々の生活に森林がどれだけ重要なのか知ってもらう良い機会になったのではないかと思います。

森の魅力は人それぞれ性格が違うように、山・森林もそれぞれ持っている顔が違います。ただ、僕は森林の中に入った時にヒヤッと感じる瞬間がたまらなく好きなんです。

人間を癒すマイナスイオンが沢山発生していると言われますがまさにそれは本当だと思う。僕自身癒されているから(笑)これからの課題は如何に自然と共生ができるかということだと思います。ある山では漁師が集まって植林をしたという話を聞いた事があります。山が豊かであれば、雨が腐葉土を通り川へと栄養分を運んでくれる。川が豊かになれば、自然に海が豊かになると考えたのです。海が豊かになれば自分達も豊かになる。まさにこれは自然との共生ですね。森の重要性は遠く離れた海にまで及んでいるんですね。

 

6月1日「第1回美しい森づくり全国推進会議」に出席しました。


「第1回美しい森づくり全国推進会議」発起人会に参加する野口

官邸で行われた「第1回美しい森林づくり全国推進会議」の模様

当日参加のボーイスカウト・ガールスカウトの子どもたちと。(僕も昔はボーイスカウトに入っていたんですよ!!)


2007年5月30日(ゴミゼロの日)

容器包装廃棄物排出抑制推進員

(愛称3R推進マイスター)就任 

3R推進マイスターとは

容器包装のリデュースをはじめとして容器包装の3R推進の取組みに関して消費者の理解を求めるため、平成18年6月制定の「改正容器包装リサイクル法」に基づき、オピニオンリーダーや有識者を「容器包装廃棄物排出抑制推進員」(愛称3R推進マイスター)として環境大臣から委嘱され、容器包装を減らすことを訴える普及啓発の場において、幅広い活躍をする。

3Rとは

Reduce(リデュース→減らす)、 Reuse(リユース→再び使う)、 Recycle(リサイクル→再資源化)の頭文字をとった言葉である。

 

野口健3R推進マイスターから「循環型社会の形成にむけた不法投棄対策」シンポジュウムにおけるメッセージ

皆さんこんにちは。野口健です。現在、僕はネパールにおり、この度のシンポジュウムに参加できず、誠に残念に思っております。

さて、今日は全国ゴミ不法投棄監視ウィークの一環として「循環型社会の形成にむけた不法投棄対策」3R・適正処理の推進についてシンポジュウムを開催されると伺っております。5月30日5・3・0・ゴミゼロの日ですね。因みに私の車も5・3・0(ゴミゼロ)です。全国各地でこのような運動がおきている事を「3R推進マイスター」として、大変うれしく思っております。

さて、皆さんは日本国民一人が年間に出すゴミの量がどれぐらいか知っていますか?年間で約400kg以上になるそうです。少し驚きですね。一日あたりに換算すると約1.1kgのゴミを出していることになるんですよ。また、そのゴミの内、容積でいうと約6割、重量だと約2割がレジ袋をはじめとする容器包装なのです。僕はコンビニ等で、少量の買い物をする時は殆んど袋をもらいません。最近では「袋はご入用ですか?」と聞かれることがありますが、これは凄く重要な事だと思います。

ごみの排出量を削減することは、循環型社会づくりに不可欠であるばかりでなく、“ごみ”を減らすことは地球の温暖化防止にもつながるものだと、 僕は思っております。小さな事かもしれませんが、例えば、買い物に行く時はマイバッグを持って行くのもよし、詰め替え商品や簡易包装の商品を選ぶなど。ゴミ問題は個々の積み重ねにより削減できる分野だと思います。

僕は「富士山から日本をかえる」と称して2000年から富士山の清掃活動を始めました。始めは100人たらずしか集まらなかった清掃活動が、今では総参加数4800人以上。計約90トンのゴミを集めるまでになりました。

富士山のゴミはポイ捨てゴミだけではありません。それ以上に捨てられているのが家庭から出されたと思われる家財道具や一般廃棄物、自動車そのものやその部品類、家電リサイクル法が施行されてからは家電4品目(テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機)やパソコンの不法投棄も非常に目立つようになりました。さらに悪徳な業者による産業廃棄物等の不法投棄や危険な医療廃棄物の不法投棄は、周辺住民等による監視の目をかいくぐり未だにあとを絶ちません。現場に行くと日本人のモラルは何処へ行ったのだろうと、考えさせられます。僕は、その現状を知っていただきたく、前環境大臣である小池百合子さんにお願いをして昨年8月28日富士山清掃に参加をしていただきました。現職の大臣が現場を見て、実際に清掃活動をしてくれるのは非常にありがたいことなんです。説明や文章だけでは分からないものが現場にはあります。本日は、若林環境大臣もお出ましだと伺っております。是非、若林大臣にも富士山の現状を見ていただき、体験して頂ければと願っております。

僕は環境省の3R推進マイスターとして、日本の象徴でもある富士山をきれいにする事で、全国へゴミ問題が及ぼす影響等を訴え、ゴミゼロ社会が普及していけばありがたい。そんな思いで「富士山から日本をかえる」を掲げ、活動を続けてまいります。一人ひとりができる事を実践する。それが、大切だと思います。


2007年3月20日

「水源地の水の一滴塾」師範に就任  

水源地の水の一滴塾」師範とは

「徳山ダム」の完成に伴う日本一の水と森の水源地の出現を契機として、「いのちの森と水」をテーマとする啓発活動等を全国展開し、水源地や森と水の保全の重要性について、子どもから大人まで広く国民の意識、理解を深め、更に危機管理の知識と経験を有する総合的な視野を持った水源地保全監視活動のリーダー及び団員を育成する活動を行い、もって公共社会への貢献を果たすことを目的とします。

野口健師範より

一滴塾は菅原文太(俳優)氏を塾頭として千宗室茶道裏千家家元師範・柳生博(俳優)師範・大野玄妙法隆寺管長師範等、10名から構成されております。

一滴塾は岐阜県揖斐郡にある徳山ダムの建設にともない設立されたものです。徳山ダムは平成19年度完成予定で、完成するとダム湖の面積は13平方キロメートル(名古屋ドーム約270個分)総貯水量6.6億立方メートル(浜名湖の2倍)で日本一の水瓶になる予定です。また、徳山ダムは洪水調節や流水の正常な機能の維持、新規利水、発電の4つの目的を持つ多目的ダムなんです。

日本は雨に恵まれている国ですが、国土が細長く降った雨は直に海へと流れ出してしまうので、降雨量を人口で割ると一人当たりの降雨量は世界平均の四分の一で、決して雨水に対して豊かな国ではないのです。だからこそ、水を貯める為の水瓶が必要になってくるんですね。

揖斐川流域には現在47万人の住民が暮らしております。揖斐川の流れは大変急で大雨が降ると洪水となり、47万人の住民に大打撃を及ぼす可能性があるのです。この洪水を防ぐ為にはダムにて水のコントロールをする事が合理的なのです。

私が一番共感しているのは、この徳山ダムは揖斐川流域内の自然環境を可能な限り手つかずのまま残している事なんです。従来のダム工事は、湖岸の地形を変え森林を伐採する方法がメジャーでした。その為、山と湖との間を移動する動物が自動車にひかれたり、道路の側溝に落下したりする危険がありました。また、道路脇からの不法投棄なども後を絶たないのが現状でした。今回の工事では、従来の土工式ではなく道路のトンネル・橋梁化を実現し、山と湖との間を行き来する動物や周辺の植物など、周辺の自然環境を守ると同時に、不法投棄が出来ないように工夫がされていたのです。

この徳山ダムは自然との共生を考えた、理想的なものであると考えます。私もこの一滴塾の一人として、美しい環境と共生できるダム作りに貢献していければ幸いです。

多目的ダムは経済的で非常に効率的です。


2006年12月5日

野口健 アジア・太平洋水サミット

運営委員に就任 

アジア・太平洋水フォーラムとは

アジア・太平洋水フォーラム(APWF)は独立した非営利のアジア・太平洋地域の水関係者のネットワークで、APWFのアプローチは、闘志、実施の最適化のための調整、規模の経済の達成、水政策や計画への統一したアプローチの開発といった水分野における既存の機関やイニシアティブによる活動に付加価値を与えるものである。 詳しくはhttp://www.waterforum.jp/jpn/apwf/doc/061114apwf.pdf 

アジア・太平洋水サミットとは

アジア・太平洋水フォーラム(APWF)が主催する会議で、本年12月3日・4日に大分県別府市のビーコンプラザにて開催される。アジア・太平洋諸国の国家元首級を集めて水が及ぼす影響や災害等について議論をする。詳しくは http://www.waterforum.jp/jpn/apwf/doc/061114apwf.pdf

 

野口健アジア・太平洋水サミット運営委員として

アジア・太平洋水サミットは昨年3月にメキシコで開催された第4回世界水フォーラムにおいて故橋本龍太郎元総理が打ち出したアジア・太平洋水フォーラムが主催する会議です。故橋本龍太郎元総理との交友関係から現在運営委員を務めさせて頂いております。サミットは本年12月3日・4日に大分県別府市のビーコンプラザにて開催され、第1回アジア・太平洋水サミットでは「水インフラと人材育成」「災害管理」「発展と生態系のための水」の3つを優先テーマとして取り上げる予定です。サミットでは地球温暖化の被害を受けている氷河の融解及び融解による氷河湖問題をセッションの議題として取り上げ、議論をしていきたいと考えております。

今現在、アジア・太平洋地域では安全な飲料水を利用できない人が7億人おり、これは安全な飲料水を利用できない世界人口の60%以上にのぼります。(2004年調べ)。また、基本的な衛生設備を利用できない人は19億人おり、これは基本的な衛生設備を利用できない世界人口の80%(2004年調べ)を占めます。更に、洪水・津波・高潮等の水災害による死者数の80%がアジア・太平洋地域に集中しています。

その様な観点から此の度、エベレスト登頂後、ネパール王国のコイララ首相に会い、温暖化による氷河の融解及び氷河湖問題等について話し合いを持ちました。その際、私が運営委員を務めるアジア・太平洋水フォーラムの「災害管理」セッションの中で、氷河湖問題を取り上げたい旨、話をしたところ首相よりネパール政府としての出席をする旨、ご返事を頂きました。

温暖化による海面上昇は広く取り上げられておりますが、温暖化による氷河の融解等はまだまだ広く知られておりません。氷河は水を生み、水は生命をつなぐうえでかけがえの無いものです。水が減少すれば、上流国と下流国との間で紛争を引き起こす可能性も含んでいるのです。環境問題に国境はありません。美しい地球環境の為に、問題提起をする事でこの危機的な状況を広く知ってもらい、自分達の生活にいかしていきたい。そんな願いをこめて会議に挑もうと思います。