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「チュクンリー登頂(5404M)!」
新年明けましておめでとうございます!年越しをパンボチェ村(3930M)で迎えました。ただ、大晦日からエベレスト街道は雪。年越しはソバではなく、日本から持ってきたウナギと乾き物を食べた。そして流石にこの標高でアルコールをガブガブ飲むわけにはいかないので、亮さんと二人でグラスにウイスキーをちょこっとだけ入れて、まずは香りクンクンと楽しみながら、そして最後は舐めるようチビチビ楽しみました。その横で小島クンは一人コーラを飲む。年越しをヒマラヤで、しかも山の仲間たちや親友と迎える。これ、最高の贅沢。
チュクンリー登頂!
亮さんと(バックはローツェ)
1月1日は雪の中、ディンボチェ村(4410m)へ。このディンボチェ村で二泊。高山病対策のため、高所順応を行う。1月2日はチュクンリー峰へ。午前8時30分にディンボチェ村を出発し5500メートルのチュクンリー峰に登頂したのは午後2時30分ごろ。天候は快晴無風と完璧でマカルー(8,462m)やチョーオユー(8201m),ローツェ(8516m)といった8000メートル級の山々の眺めを思う存分に楽しんだ。それにしても驚いたのが亮さん。初ヒマラヤでありながらも元気あり過ぎ。チュクンリー峰に向かう日の朝、起きたら亮さんがいないので「あれっ」と思って、山小屋から亮さんの姿を探していたら、駆け足で4600メートルの裏山から駆け降りてくるのだった。「どんだけ元気なんですか!」と。「いや〜気持ち良かったですよ!」と。今まで色々な人をこのエベレスト街道に案内しましたが、一般的には高山病の症状がでるポイント。亮さんは例外中の例外。これには心底たまげたぁ〜。
カンテガ峰(6783M)パンボチェ村から撮影
夕暮れ、ピンクに染まるアイランドピーク峰(6189M)
夕日に照らされるローツェ南壁
見事なヒマラヤひだ
アマダブラム峰(6814M)ディンボチェ村から撮影
チュクンリー峰からディンボチェ村に戻ったのは17時過ぎ。約1000メートルの標高を一気に登り降りてきたので疲れましたが、高所順応は極めて順調。風邪をひいて喉がハスキーボイスになっていましたが、そのせっかくのハスキーボイスも治りいつものかん高い声に戻ってしまった。憧れのハスキーボイスも3日でお終い。
1月4日にカラパタール峰(5455M)を目指して今日もエベレスト街道を進んでいます。
2011年1月3日 ロブチェ村にて 野口健
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