阿川佐和子さん推薦!
「名誉欲はないけれど好奇心が人一倍。善人にみえるが案外のB面好き。そんな野口健だから、その言葉には真実がある」
美しい「日本の象徴」でいま起こっていることは、日本社会が抱える問題そのものだ!
2013年6月、富士山は世界文化遺産に登録され、日本中が沸き立った。しかし野口氏は第一報を聞いたとき、悔みに悔みきれなかったという。
「清掃登山に全力を注ぐなかで、環境問題を超える富士山のほんとうの問題に気づいてしまった」。そう野口氏は語る。そこで彼がみたのは「日本の象徴」の背後で既得権にしがみつき、縄張り争いに奔走する「人間」の姿だった。
じつは、今回の世界遺産登録にはユネスコからの「条件」がついている。 その「条件」をクリアできなかった場合、富士山は「危機遺産」入りもしくは世界遺産登録取り消しすらあり得るのだ! ならば、もつれた人間関係の糸をどう解きほぐし、日本の宝を「守る」ためにいま何をすべきなのか。
アルピニスト野口健、初の写真集。
ヒマラヤ高山の荘厳な姿、アフリカの躍動する生命、フィリピン・沖縄の遺骨収集、そして東北の被災地まで。
世界中を駆け巡る清掃登山家が撮り続けた写真の集大成。「生」の裏側には、必ず「死」が潜んでいる。アルピニストが撮影したヒマラヤ、アフリカ、日本。
野口さんの講演会を聞いたことはありますか? ユニークな語り口調の中に、命の大切さ、山の残酷さ、そして本当に大切だと感じたことなど 本当にその場にいるような臨場感を持って話が胸に届くのに驚くかもしれません。 過酷極まりないエベレストの登山や清掃を通じて、野口さんが学んだこととは何か? 仲間が亡くなっていくその時にどう考え、どう感じ、どう行動したか? なぜ、誰もやらない危険な高山で清掃を始めたのか? 全てのこの講演で語られています。
そして、なぜ野口健さんは、これほど多くの人を魅了し、8000人もの人の富士山を清掃するという行動を引き起こすことができたのか? ぜひあなたの耳で確認してください。
出版社からの内容紹介
エベレストや富士山の清掃登山、旧日本兵の遺骨収集、センカクモグラ保護などの環境保全活動、災害地支援......。 稀代のアルピニストである著者の行動力はすさまじい。 その行動力はどこからくるのか。 表には出てこない「現場」を知れば、動かざるを得ないと彼は言う。知った者は何かを背負うのだと。 彼は世界の「現場」で、何を見、感じたのか。 「今、何かをしたい」と思っているあなたが、一歩を踏み出す勇気を与えてくれる本である。
出版社からの内容紹介
いじめや格差社会、そもそも平等なんて存在しない世の中。だからこそ大切なのは、自分がどう動くかということだ。若い人たちには、もっと生き生きとチャレンジしてもらいたい。どんなことにも方法は絶対にある。行き詰まっても、第三の道は必ずある―「不確かな時代」を生きる若者たちへ、アルピニスト・野口健からの熱いメッセージ。文庫化にあたり大幅加筆。
出版社からの内容紹介
「氷河湖が決壊したら私たちは死ぬしかない!」「ゴミをいくら拾っても中国や韓国から延々と漂着する」「何が何でも戦死した日本兵のご遺骨を祖国に還す」―。アルピニスト野口健が現場で見た、聞いた、感じたこと。地球の異変、自然との共生、国家への思いを語りつくす。
出版社からの内容紹介
地球の問題は自分の問題だ!
世界を悩ませるゴミ問題。エベレスト、富士山といえどそれは例外ではない。登山家の出すゴミだけでなく、いろいろな廃棄物が自然を汚している今、日本を代表するアルピニストが自ら腰を上げた!
出版社からの内容紹介
これぞノグチイズムだっ。いじめはなくならない。もともと平等なんてない。それなら、どう動くか?アルピニスト野口健が伝えたい一番たいせつな話。
出版社からの内容紹介
一九九九年に世界7大陸最高峰の登頂という冒険に成功した野口健さん。そのときエベレストに、大量のゴミが捨てられていることを知った。そしてその多くが日本の登山隊のゴミだった。「日本は経済は一流だけど、マナーは三流だね。」そこから地球を守るという野口さんの次の冒険が始まったのだ。
出版社からの内容紹介
「日本の経済は一流だが、マナーは三流だな」世界最高峰エベレスト、標高6600メートルのベースキャンプに散乱する日本隊のゴミを前に、海外の登山家から浴びせられた一言。コンチクショー!必ずこのゴミの山をきれいに掃除してやるぞ―怒りが僕の原点だ。4年間で約8トンのゴミを回収したエベレスト清掃活動や、富士山清掃登山など、環境問題に真っ向から立ち向かう著者の闘いの日々。
出版社からの内容紹介
「いい大学に行って、一流会社に入るだけが人生じゃない!」落ちこぼれだった著者は、植村直己の著書と出会い、人生の目標を見つける。波乱の少年時代から、7大陸最高峰世界最年少登頂記録を樹立した1999年5月のエベレスト登頂までを綴った、若きアルピニストの軌跡。夢を持ち、挑戦することの素晴らしさを伝える熱き自伝。
出版社からの内容紹介
アルピニスト野口健はなぜ遺骨収集を始めたのか。戦没者遺骨収集の問題点を探る。
出版社からの内容紹介
子供の頃は、とんでもないワルだった!?
子供の頃は、とんてもないワルだった。日本、エジプト、イギリスで過ごした日々、青春の蹉跌。自分を探してもがき苦しむ不良少年は、いかにして人生の道標にめぐりあったのか。
七大陸最高峰の最年少登頂世界記録を打ち立てた野口健の真実を赤裸々に描くノンフィクション。新たな書き下ろしを加えた決定版。
出版社からの内容紹介