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野口健 小笠原に行く!

 2004年1月4日から11日までの8日間、野口健は小笠原諸島の父島と母島に滞在しています。今回の目的は、父島・母島での講演会および現地のガイドの方との意見交換会、2004年3月に小笠原にて開催する「野口健 自然学校」の準備、新たなエコツアーのコースの模索など目白押しです。
 中でも大きな比重を占めるのが、野口の提案で実現の運びとなった「都レンジャー」制度についての周知とヒアリングです。
 「都レンジャー」とは東京都が来年度から国に先駆けて創設する自然保護官のことで、野口が昨年の10月に白神山地で石原都知事に提言したことから実現の運びとなりました。
 日本の国立公園の監督官庁は環境省ですが、残念ながら環境省のレンジャーはデスクワークが主体となっており、現場のことをほとんど知らず、欧米のようにしっかりと機能していないのが現状です。小笠原に関しては、国立公園にもかかわらず、環境省レンジャーは1人もいません。
 2年前から小笠原におけるエコツーリズムのあり方を検討する東京都の委員を務めている野口は、前回の小笠原滞在で豊穣な自然を前に、真のエコツーリズム(自然保護と観光振興)の実現のためには、現場主義のレンジャーが必要だと痛感しました。その思いが「都レンジャー」制度の実現につながりました。
 来年度からは小笠原にも「都レンジャー」が3人配置される予定となっています。野口は常々、「最初が肝心」と言います。都レンジャーの生みの親でもある野口は制度が始まる前に、実際に島の人々は何を期待しするのか、現場の声を都に伝えるべく時間の許す限り、あらゆる関係者に会い、意見交換をしました。その一部を写真とともにお伝えします。




東京・竹芝桟橋客船ターミナルにて。


「おがさわら丸」の船長・京極氏による船内の案内。

 





前方に広がる海は「扇池」と呼ばれている。


南島の東尾根ルートを散策。


エコツーリズムを進めつつも、公共事業を続ける東京都の姿勢に疑問の声も。


現地のガイドの方達との意見交換。






父島トレッキング。ガイドから小笠原独自の固有種の説明を受ける。


父島・ツツジ山にて地球上に一つしかない「ムニンツツジ」の原木を前に。


小笠原村長・森下一男氏と。


小笠原観光協会会長・森下秀夫氏と。


小笠原エコツーリズム推進委員会の方々と。


小笠原支庁長・四方敏彦氏と。


父島にて講演会。会場は立ち見も出るほどの盛況ぶり。


講演のテーマは「エベレストで見た日本社会」





ダイビングを終えて。曇天にもかかわらず、透明度は非常に高かった。


フィッシングに挑戦。なかなか釣れずに苦戦中。



やっと釣れました!!


3匹ともカンパチ。


教育長・嶋田氏と。自然学校への協力を求める。


ガイドとの意見交換会。議論は白熱した。


テーマは「小笠原におけるエコツーリズムと自然ガイド」。


エコツーリズムの実態、「都レンジャー」への要望など議論は白熱。


現地と東京都の間のコーディネート役として「都レンジャー」に期待する声が多かった。



参加者全員と記念撮影。





無人島である兄島から小笠原の海を望む。


兄島にて。眼下には手付かずの原生林が広がっている。


「こんにちは。野口健です」


兄島の上陸ポイントにて。入り口には流れ着いたゴミが散乱していた。