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「キリマンジャロ登頂報告」





頭で荷を担ぐポーター達


可哀そうなぐらい小さくなった氷河

9月13日からキリマンジャロ登山(マラングゲート)を開始し、16日午前7時45分にウフルピーク(5987M)に登頂。20年ぶりのキリマンジャロ。驚いたのは氷河が明らかに小さくなっていたこと。1万年以上存在していたキリマンジャロの氷河が2050年には消滅するという予測が公開されていますが、ズタズタに裂け、土に汚れた氷河の姿に「強ちあり得ない話でもないな」と感じていました。明日(19日)はチャータしたセスナ機にてキリマンジャロの上空から山頂付近の氷河の様子を撮影します。地球温暖化説に対し様々な議論がありますが、いずれにせよヒマラヤやキリマンジャロの氷河は間違いなく融解している。これからもこの問題に対し注目し続けていきたい。氷河に関しては20年前の写真と比較しながら帰国後に詳細をご報告します。



かさぶたのような氷河



ヘッドランプの行列が・・・



ウフルピーク登頂



そして登山者の多さ。最終の山小屋(キボハット)から山頂にアタック時はまるで夏の富士山のようにヘッドランプの行列がズラリ。山頂には数百人の登山者が。人、人、人。いや〜本当に驚きました。流石はアフリカ大陸最高峰。ナンバー1が人を寄せ集めるのでしょうが、あの静かであったルウェンゾリ峰がなんとも懐かしくまたとっても心地よかった。登山報告も後日アップしますので今日は取り急ぎここまで。







明日はキリマンジャロの空撮後、世界遺産にも登録されているイゴロンゴロ保全地域に向かいます。






2010年9月18日 アルーシャにて 野口健 
(写真はいずれも平賀カメラマン撮影)