2005年2月25日、東京は早稲田大学にて「富士山を考えるフォーラム 2005」(主催:NPO法人富士山クラブ 共催:早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター)が開催されました。
この日は小池百合子環境大臣も特別ゲストとして参加されました。
シンポジウムは二部構成で行われ、一部では野口の基調講演と小池大臣の基調講演が行われ、その後に、司会者が質問する形でシンポジウムが開催されました。
富士山の世界遺産登に話題が及ぶと野口は「日本人は往々にしてブランドを好む傾向にある。良い意味で世界遺産登録というブランドを利用し、富士山の環境保 護活動を更にブームにしたい。結果として世界遺産に登録されても、されなくても、富士山の環境が良くなればいい」と独自の考え方を披露しました。また「そ のためには地元を中心に腹を括る覚悟が必要」と述べました。
他にも富士山レンジャー制度の発足に触れ、「今後は国のレンジャーと地方のレンジャーの連携が重要になってくる」と述べ、小池大臣も理解を示していました。
シンポジウム終了間際には、小池大臣との出会いに触れ「これまで何人も環境大臣にお会いしたけど、これほど覚悟を決めて取り組まれている方はいない。環境 税にしても、ディーゼル規制にしても、ブラックバスの問題、そしてアクティブレンジャーの導入にしても、環境省がこれだけ紙面を賑わせたのは近年記憶にな い。またその背景には小池大臣の徹底した現場主義と覚悟がある」と述べました。
2011/02/01 | コスモアースコンシャスアクト野口健講演会が始まりました |
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