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アフリカ・ケニア取材

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2005/01/25

アフリカ・ケニア取材

月刊ソトコト5月号特集

年月日 2005年4月 5日

2005年1月15日から25日まで野口はアフリカはケニアの取材に赴きました。今回の取材は、野口も毎月連載している環境系の月刊誌『ソトコト』(木楽舎)の特集企画でした。

まずは、ドバイ経由で首都ナイロビに向かい、セスナでエチオピアとの国境付近にあるトゥルカナ湖を訪れました。トゥルカナ湖は人類の発祥の地と言われており、常に強い風が吹いています。野口は風と共に暮らす人々の声に耳を傾け、風を利用した生活に触れました。

首都ナイロビでは、アフリカ大陸で最大級と言われるスラム街、キベラを視察し、ゴミ拾いを行いました。翌日は、ノーベル平和賞を受賞したケニア人の環境活 動家ワンガリ・マータイ女史が1977年に7本の植樹から始めたグリーンベルト運動の現場を取材しました。ちなみに野口は本年の2月20日にホストとし て、マータイ女史とシンポジウムを行います。実際に現場に触れたことにより、より充実したシンポジウムが期待できそうでした。

首都ナイロビを後にすると、野口が高校時代にキリマンジャロ登頂の際に訪れたというナクル湖国立公園を訪問。十数年ぶりにフラミンゴとペリカンなど無数の 鳥たちが飛び交う幻想的な風景に身をゆだねました。その後は、世界で最も日照時間が長い場所とされるマサイマラ国立保護区を訪問。広大なサバンナに野生生 物と人間が共存する様を目の当たりにしました。マサイ族の村への取材をし、マサイマラの野生動物の保護システムについて現場の方に取材を行いました。 またナイロビ大学で獣医学を学ぶ滝田明日香氏にケニアの野生生物保護の現状についてレクチャーを受けました。

世界中を飛び回っている野口ですが、今回のアフリカ取材は、その中でも特に学ぶものが多かったようです。詳しい模様は、2005年4月5日発売の月刊ソトコト5月号特集 「アフリカの空と太陽と森に学ぶ/エレファンティズム2」 をご覧下さい。ソトコトウェブサイトはこちらから。



ワンガリ・マータイ女史が始めたグリーンベルト運動の現場で植樹を行う。


アフリカ大陸でも最大規模のスラム街、キベラを前に。


キベラのゴミを回収する。ゴミの多くはビニール袋。夜間は治安が悪く、室内にトイレがないため、住民はビニール袋に屎尿を入れ、外に投げるためこのような状態になっている。













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