2006年12月9日、野口は天台宗の総本山・比叡山延暦寺を訪れました。10月の伊勢神宮の参拝の頃から野口は神社やお寺と自然とのかかわりに強い興味 をいだいていました。この日は、野口のお願いで、延暦寺の総務部の小林様にご案内していただきました。当初は、自然とお寺のかかわりというテーマでした が、小林様の包み込むような雰囲気のもと、話は「心の問題」を中心に進んでいきました。
野口が特に感動したのが「我足るを知る」という言葉でした。足るを知らないと欲望が肥大化する。このことは現代社会における一つの大きな問題だと野 口は強い共感を覚えていました。また悲しみの気持ちがないと、たとえば夕日を見て寂寥感を感じるなど人生の陰の部分を感じる、感性、情念が養われなくなる というお話がありました。連日多忙なスケジュールをこなす野口ですが、この日は、心から何か癒されたような一日だったようです。野口が感じたことは現在、 日経新聞の夕刊での連載で近日、発表されます。
2007/12/06 | 富士電機ホールディングス株式会社伊藤社長と対談 |
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2007/12/06 | 富士電機ホールディングス株式会社伊藤社長と対談 |