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清掃登山活動を終え、ベースキャンプを撤収した2日後の5月25日、ネパールの首都カトマンズにて、今回の清掃登山の結果について記者会見をしました。当日は新聞記者やテレビ局など30数名の現地報道関係者に集まっていただきました。

会見では、今回の清掃活動は天候に恵まれず、3トンのゴミを回収するという当初の目的は果たせなかったものの、昨年より若干多い1.6トンのゴミを回収できたことや、来年はネパール側のルート上の清掃活動を行う予定であることなどを報告しました。

チョモランマのお膝元、ここネパールでも少しづつではあるけれども、清掃活動が認知されてきていることを嬉しく思いました。

写真右の白いシャツを着た記者が「ヒマラヤにイエティー(雪男:空想上の怪物)はいると思うか?」と質問してきた。「いると思う。たまには、麓の民家に下りてきて住人と一緒に晩ご飯を食べたりしてるんじゃないかな・・・」と、ジョークで返答。これには会場の記者たちが大受けでした。しかし、おかしな質問ばかりしてくる記者だったな。
会場の床にばらまかれた今回回収されたゴミの一部。記者の方々へのインパクトはあったけど、臭かったな・・・・
会場は僕が七大陸最高峰登頂を目指していた頃からお世話になっているホテル。97年の登頂失敗の時にここのバーで一人涙したことなど、このホテルにはいろんな思い出があります。