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帰国した2日後の5月31日、環境省の記者クラブにて帰国記者会見を行いました。カトマンズでの記者会見に引き続き多くの記者の方々にお集まりいただいて嬉しい限りです。

さて、ここで僕は過去の発言を訂正するという発表をしました。それは「日本隊のゴミは80年代のものばかりで、最近捨てられたと思われるようなゴミはあまり見かけない」という従来からの見解です。

ところが、今回の清掃活動では、おそらく昨年の日本の登山隊が放置していったものと思われるゴミが大量に見つかりました。もちろん、天候や体力的な問題でやむなく置き去りにしてきたものであるなら、僕もそれは仕方がないことだと思います。しかし、どう考えても、そういった状況の中で放置されたものであるとは思えないような場所でそれらは発見されました。

もちろん、すべての日本の登山隊がそういった行動をしているとは、思いません。しかし、まだまだ日本の登山隊のなかにも平然とゴミを捨ててくる登山隊がいるということを思い知らされました。

来年は北朝鮮や台湾の登山家の参加も検討しています。僕の活動はまだまだこれからです。

これは今回の活動で回収された酸素ボンベです。ボンベに記された文字から明らかに昨年の、とある日本の登山隊のものであると思われます。昨年、現地でその登山隊にお会いしたときには隊長さんにあれほど回収をお願いしたのに・・・残念でなりません。
どうです、この真剣な表情。2ヶ月間にもおよぶ苦しかった清掃活動の成果を発表する場ですから、気合いも入るってものです。
新聞、雑誌にテレビと、たくさんの方々にお集まりいただき会場は熱気ムンムン。でもさすがにやけに暑いなあと思ったら、省エネでクーラー弱くしてあったらしい。さすが環境省。