清掃後に参加したポータたちに感想を聞いてみた。タンベルさん(19歳)は「今回初めて清掃活動をした。私はここよりずっと下にある村から来たけれど、今度は自分の村をきれいにしたい」。ミランさん(21歳)は「僕の村は外国人が来ないから空き缶などのごみはないけれど、そのかわりにララ(インスタントラーメン)の袋やビンなどのごみが多い。地元の人がきれいにすることが大切だと思う。僕も村に帰ったらみんなに伝えきれいにしたい」と嬉しい言葉であった。以前SPCC(Sagarmatha Pollution Control Committeeエベレスト国立公園の汚染を監視している機関)のメンバーが「ポータのマナーが悪い」と嘆いていたがこうして一緒にごみ拾いを続けていくことで確かに時間はかかるかもしれないけれど少しずつ意識は変わっていくことだろう。