2004年11月9日、品川プリンスホテル」にて「アダプト・プログラム・シンポジウム」(主催:社団法人・食品容器環境美化協会)が開催されました。ア ダプト・プログラムとは、行政と市民の連携により公共スペースの清掃・美化を図っていく取り組みのこと。英語のadopt(○○を養子にする)からこのよ うな名前がついているように、市民が道路や公園などの公共スペースなどの里親となり、清掃や美化といった活動を行政と協働で行うものです。
この活動はアメリカ合衆国のテキサス州で1985年に始まりまったことが起源になります。日本では、約5年ほど前から普及が始まり、現在では(2003年 12月) 約160の自治体が、アダプト・プログラムを採用しており、2003年12月の時点で推定30万人が、この活動に関わっていると言われています。
野口は基調講演で、青木ヶ原樹海の清掃や東京都レンジャーの活動を例にあげ、行政と民間の連携、地元の方たちとのコミュニケーションの重要性を訴え、自身 の活動とアダプト・プログラムとの共通点を語りました。参加者の9割は自治体の職員の方で、熱心に野口の講演に耳を傾けていました。
2011/02/01 | コスモアースコンシャスアクト野口健講演会が始まりました |
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2011/02/01 | コスモアースコンシャスアクト野口健講演会が始まりました |