年月日 | 2004年11月28日 |
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開始時間 | 12:00 |
終了時間 | 12:30 |
2004年11月15日、山梨県は富士河口湖町の富士山ビジターセンターにて、山梨県知事・山本栄彦氏(やまもと・たかひこ氏)との対談番組の収録が行わ れました。山本知事とは今年の8月30日にも初めてお目にかかり、野口は富士山の環境をテーマに「富士レンジャー」の創設の提言などを行いました。
今回は知事が野口に尋ねる形で対談がスタート。野口にとっての「富士山感」を尋ねられ、野口は自身の初登山が富士山だったことや、97年の初挑戦のエベレストで欧米の登山家に「お前らはヒマラヤをマウントフジにするつもりか」と言われたエピソードを話しました。
野口は当初その言葉の意味がわからなかったのですが、(野口のような登山家は往々にして富士登山は冬山のケースが多く、冬は氷に包まれ富士山にはゴミ一つ 見当たらない)、その後、夏の富士山に登って開発の凄まじさ、屎尿処理の問題、そしてゴミ問題などに気づき、富士山の清掃登山にも着手しています。
後半は野口から富士山の環境保護について、アメリカの国立公園やガラパゴス諸島、東京都のレンジャー制度などの話を参考に、富士レンジャーの創設の必要性 を説きました。富士山は山梨県と静岡県の両県に属していますが、両県が共同で自治体独自のレンジャー制度を導入すれば、日本で初めてのことです。国立公園 は複数の自治体にまたがって属しているケースが多いため、両県が富士レンジャーを共同で創設すれば日本の国立公園革命につながると訴えました。山本知事も 理解を示してくださいました。
詳しい模様は放送でご覧下さい。
11月28日 12時から12時30分 やまなしTODAYスペシャル 「進む 富士山の環境保全 -アルピニスト野口健氏と語る-
2011/07/26 | TBS「教科書にのせたい!」に出演します |
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2011/07/26 | TBS「教科書にのせたい!」に出演します |