世界中の若い世代にチベットで起こっている人権問題を知ってもらい、平和的な早期解決を求めて活動しているSFT(Students for a Free Tibet)日本支部が、6月19日（土）、長野市において、チベットの環境問題をテーマにした映画 「メルトダウン イン チベット」の上映会を行います。野口健もこの上映会に参加し、講演会を行います。
2008年夏の北京五輪に対するチベット人の生の声を映像化したチベット人、トンドゥップ・ワンチェンさんが、09年末、中国で国家政権転覆扇動罪に問 われ、懲役6年の判決を受けました。映像の中で、多くのチベット人が危険を承知で顔をさらし、チベット人には自由も平和もないことを訴えています。SFT 日本では、彼の映像をまとめたドキュメンタリー映画「恐怖を乗り越えて」の上映会を全国で行い、支援を訴えてきました。
野口は、代表の日本在住チベット人のツェリン・ドルジェさんとお会いし、彼らのチベットに対する純粋な気持ちと怒りに深く共感し、彼らの活動を支援していくこととしました。
6月19日・20日にダライラマ法王14世が善光寺を訪れることを記念し、長野市内でイベントを行うことといたしました。
上映する映画「メルトダウン・イン・チベット」はマイケル・バックリー監督によるカナダの映画で、中国の水資源政策がはらむ危険や影響に言及したドキュ メンタリー映画で、日本初上映です。中国はなぜチベットに多くの巨大ダムを建設しているのか？下流で暮らす人々に降りかかる災難とは？このようなテーマの 映画を上映し、その後、野口健のミニ講演を行います。
皆様、お時間ありましたら、ぜひ、長野までお出かけください。
「メルトダウン イン チベット」上映会＆野口健講演会
日時：6月19日（土曜日）開場14：30 開演15：00
場所：長野市生涯学習センター 大学習室１
長野市鶴賀問御所町1271-3 TOiGO WEST
主催：SFT Japan
問い合わせ：090-2912-7241
sftjapan2008@gmail.com
参加費 無料
