娘の誕生
2月21日 午前3時59分 娘が生まれた。妻の大きくなったお腹を見ていてもなかなか実感できないもので 産まれてきてこの手で抱きかかえてみて 初めて人の親になったんだと 驚きと興奮を覚えた。そして靖子さんには本当によく頑張ってくれたと感謝。
昨年9月に結婚してからというものの 自分はほとんど家でゆっくりした思いでもない。
仕事、仕事に明け暮れ 事務所の独立など目まぐるしい日々が続いた。
慣れない環境の中で妊娠しながらも、野口健事務所の社長として僕を支えてくれた。
名前は絵子(えこ)。エコロジーの「えこ」ではなく ギリシャ神話にでてくる
「森の妖精」
の名前をつけた。いつか絵子と一緒に大好きな小笠原や白神山地や屋久島の森、そしてそれまでには綺麗になっているであろう富士山の樹海を歩きたい。その為にもやらなければならないことが沢山ある。
それにしても不思議なもので 仕事を終え 夜遅くに 病院にいる絵子に会いに行くと全身の疲れがスーと抜けていく。この感覚はいままでに経験したことがない。子供ってやっぱり宝なんですね。命の凄さを感じている毎日です。産まれてきてくれて本当にありがとう。
2004年2月24日
野口健 |