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「洗濯屋のけんちゃんと呼ばれて」

今日は一日ディンボチェにて休養日。カラパタールに登頂してから一気にディンボチェ村まで降りてきただけあって疲れていたのか、10時過ぎまで熟睡。起きたら顔がパンパンに浮腫んでいた。それにしてもネパール入りしてからの食欲が凄まじい。日本に居るときの1・5倍以上は食べている自分に呆れている。ヒマラヤダイエットしようと思っていたのにこれじゃ痩せないわなぁ。そして癖になったのが激辛のチリ(トウガラシ)。激辛のチリを片手にカレーライスを食べながらチビチビとそのチリをかじる。そしてひっくり返る。額から汗、そして鼻水を垂らしながら、それでもまたかじる。これがまた快感。富士山クラブの舟津氏もそのネパールチリにはまった一人。舟津氏は「ネパールに来たのだから、ネパールを体感したい」とネパール人同様に一口でチリをかじる。それでいながら「ギャー」と騒ぐ。変な人でした。

おかげで、朝、昼、夜と三食、毎日チリをかじり続けたおかげで極度の便秘に苦しんでいる私もコーラック(下剤)なしで済む。トイレから出てくる時はお尻が熱くて熱くて、これがまたなんとも快感! ネパールのチリは食べて熱く、そして出して熱い。37回、ネパールに来ている私も新発見である。便秘に悩んでいる多くの日本人女性たちにネパールのチリをお勧めする。



三食チリと格闘する!

これがネパール一辛いチリ!

そして午後は洗濯。氷河から流れてくる冷え切った水に手を真っ赤にさせながらゴシゴシと汚れて衣服を洗う。日頃、洗濯機に頼りきった生活を送っている日本人には手洗いは不慣れだ。それに比べてシェルパ達は手早くもみ洗い、それがまた本当に奇麗に汚れがとれていく。
そういえば、何時だったか、何故か「洗濯屋のけんちゃん」(クリーニング屋のけんちゃん、だったかもしれない)とあだ名がついた事があった。それならばと、彼らの洗濯技術を盗もうと一生懸命真似てみたが、いやはや難しかった。結局は「清掃屋のけんちゃん」に落ち着きそうです。

洗濯屋のけんちゃん?

ついに私も干されました

半けつシェルパ発見!

明日はチュクン村へ。そして明後日はアイランドピークのハイキャンプ(5500M)
へ。登頂予定は1月10日です。

2008年1月7日 ディンボチェ村にて 野口健