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「ンゴロンゴロの野口より電話がありました」

先ほど、ンゴロンゴロ自然保護区をウォーキングサファリ中の野口より、電話が入りました。ネット状況が良くないとのことで、残念ながらブログのアップができず、電話にての報告です。かろうじて、写真は送られてきましたので、ぜひご覧下さい。



「キリマンジャロ登山を終え、19日よりンゴロンゴロ自然保護区にやってきました。
ここは、巨大なクレーターがあって、その中に、

様々な野生動物が生息しているとの事で、世界遺産にも登録されています。5・6年前、ウォーキングサファリをやりました。これは、車から降りて歩きます。車からのサファリはゲームドライブと言います。ゲームドライブではなく、歩く。何が違うかというと、トコトコ歩いているとゾウがいるんですね。もっとも危険な動物は、ライオンとかチーターでなくてゾウやサイですから。
見たいと思いながら近づいて、突っ込まれたら終わる。野生動物との距離、緊張しながらどこまで近づいて良いのか、悪いのか。感覚で感じるしかないのです。この微妙な距離感で野生動物を観察する。微妙というより、絶妙なバランスかもしれませんね。
このウォーキングサファリをタンザニア政府が5・6年前に試験的に始めて、経験した。それをもう一度やりたいと言って、昨日行いました。
ゾウを40mくらいのところから、レンジャーと観察しました。車に乗っていると、どんどん野生動物に近づいて行くんですけど、自分も大地を歩いてますから、呼吸が出ないように潜むというんですか・・・あの緊張感はスリルがありました。
自分と野生動物が一体化というか、同じ条件のところにいる。
ウォーキングサファリの醍醐味であり、エコツアー的な要素があります。

問題は、初日にテントを張っていたら、マサイ族の人たちが、茂みから出てきて、テントを張るのを手伝ってくれたところまでは良いんですが、彼らが、ジャンプするわけですよ。マサイジャンプを。で、一緒にやれって言うわけです。よーっし、あんなの簡単にできるだろうと思ってやったら、ぎっくり腰。かるーくぎっくり腰やりました・・・昨日は、腰が痛い痛いと思いながら歩きました・・・
彼らが簡単にやっているピョンピョンピョンピョン、マサイジャンプが、実はめちゃくちゃハードでやばいということが、身をもって体験しました。
これもエコツアーの一つでしょう。
ということで、今日もンゴロンゴロ歩いて、あす、ナイロビに戻ります。」

音声はこちらから







マサイの人たちがテントの設営を手伝ってくれた



マサイ族とジャンプ





レンジャーのカメットさんに案内される



後ろにンゴロンゴロ・クレーターがみえる



銃を持ったレンジャーさんと



放牧中のマサイ族の子供と出会った