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「ディンボチェ〜ロブチェへ」

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 高所順応のため、ディンボチェ村に二泊した。残念な知らせが入りアイランドピークに登っていた日本隊のキッチンボーイがベースキャンプにて病死したとのこと。高山病でしょう。高所に慣れている地元スタッフでも体調を崩したまま高所に上がれば危ない。ディンボチェ村(4350m)からロブチェ村(4930m)に向かっている最中に我々がこれから登るロブチェピークが現れた。今回で4回目の挑戦。ロブチェピーク(6119m)登山の前にまずトレッキングピークのカラパタール(5545m)に登り高所順応を行う。カラパタール登山は明日。

夕日を浴びるヌプツェ ロブチェピーク全容

ロブチェ村に向かって歩く野口

ロブチェチークに向かって進むポーター達 ポーターと休憩する野口

 トゥクラの丘にはエベレストなどで遭難された方の遭難碑が並ぶ。遭難碑を前に「山で死んでいけない」と自分に言い聞かせながらお参りしてきました。午後4時過ぎ、ロブチェ村に到着。カメラマンの平賀淳くんは酷い下痢に悩まされ、歩いてはポトポト落としながら大変そうでした。逆に僕はいつも通りの便秘。日本から下剤を持ってくるのを忘れお腹パンパン。下痢の淳君が羨ましい。夜はさすがに5000m弱だけあり、呼吸が落ち着かず夜はなかなか寝付けない。高所は何回来ても一から高所順応をやらなければならない。一気に標高を上げれば間違いなくコロリとあの世にいってしまう。そろそろ日本のお風呂が恋しくなってきたかな?まだ早いか。明日はカラパタール登山!

トゥクラの丘に並ぶ遭難碑



エベレストで亡くなったシェルパの遭難碑の前で

 
シェルパの民家にて食事  

2007年1月4日 ロブチェ村(4930m)にて 野口健