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「第二回遺骨収集シンポジウムを終えて」


  1月19日、大阪にて「第二回遺骨収集シンポジウム」(主催・産経新聞)が開催されました。昨年の8月に靖国神社にて第一回遺骨収集シンポジウムが行われましたが、当初、シンポジウムのテーマが一般的にどれだけ世間に注目されているのか、未知数なこともあり、200人も集まればいいのかなぁ〜と思っていましたが、シンポジウムの開催を報じましたところ、あっという間に500人以上の応募が集まり、急きょ大きな会場に変更しました。そして、残念ながら会場の枠の問題もあり、応募された全ての方々の参加はできなくなりました。

 その反省から第二回目は1000人以上の会場を準備しましたが、第二回遺骨シンポジウムには約1200人が応募、参加してくださった。この反響の大きさに改めて驚き、そして素直に嬉しかった。

 遺骨収集活動を始めて3年目となりますが、日本社会から忘れさられようとしていた遺骨収集問題がこうして注目され、また多くの方々と一緒になって考えそして行動に移していく。まさしくこの展開を目指してやってきました。富士山での清掃活動同様に遺骨収集活動も国民運動としたい。確かに国の為に戦い亡くなっていった方々のご遺骨を日本に戻すのは国の責任です。しかし、国の責任を果たすのは政治家や官僚だけではなく、私たち国民も国家の一員としての役割があるはずです。

 空援隊の支部も北海道、神奈川、高知など各地で立ち上がっています。現政権下に於いては国の積極的な関与を期待できない以上、我々民間団体の役割は一段と大きい。

 空援隊は本日からフィリピンに遺骨調査団を派遣しています。私自身は3月にフィリピンに遺骨収集に向かいます。

2010年1月20日 野口健