昨夜、屋久島での環境学校を終え東京に戻ってきました。4日間の屋久島滞在でしたが、環境学校が始まる午前中に屋久島の川と海でダイビングをしました。月間ダイバーでの企画ですが、川でのダイビングは初めて。それにしても水温の低さにはまいった。水温12度! でも川底は海水が逆流していて海水は18度。潜れば潜るほど暖かく、川底でじっとしていました。それにしても森に囲まれた川はグリーンで、川の中も濃いグリーンに包まれていてとても神秘的だった。午後には海でのダイビング。水温は24度でかなり暖かかった。そして屋久島の海の豊かさ、裕福な森から栄養が海に流れ魚が集まってくる。屋久島は山と海のつながりを感じられる自然です。やっぱり海はいいなぁ~ これから気持ちがいい春が来るっていうのに、僕は2週間後から真冬。とっいうか極寒地。もうアルピニストやめてダイバー野口健になろうかな・・・。ヒマラヤ直前には毎回のように色々と葛藤するものです。
環境学校は縄文杉に出かけたり、森作りの一環として間伐作業をおこなったり、また1000年の屋久杉で箸を作ったり、森や木と人との係わり合いについて体験してきました。中には積極的に発言しない子供もいましたが、環境学校も後半に入ると話し出す。そして大きな変化は知識中心から実体験での言葉に変わっていくこと。やはり環境問題は現場感覚。世の中、評論家ばかり。環境学校は僕にとっても大きな励みになるんです。夜遅くまで小中学生、それに高校生が真剣勝負のディスカッションを行う。みんな、本気にそれぞれの思いをぶつける。そしてそんな彼らが自分たちの町に帰ってから環境メッセンジャーとして活躍していく。そんな報告を受けるたびに仲間が頑張っているんだから俺も頑張らなきゃ!と感じるものです。
今日はこれから低酸素トレーニングあり、夜はマナスル峰富士山清掃計画の発表会ありと、いよいよマナスル出発に向けてカウントダウン。出発は4月9日。
3月23日、朝は千葉県の幕張総合高校で講演。ただ昨日、三浦雄一郎さんの施設で低酸素トレーニングを行い、今回は5100Mまで酸素を薄くして行ったため、さすがに猛烈な頭痛と吐き気で2時間でやめました。その影響が今朝まで引きずり高校での講演中の前半は吐きそうなほどだるく、必死でした。低酸素トレは辛い。マナスルまでにあと5回は入らなければならないが、低酸素は体によくない。やっぱり低いところがいいですよ。「バカと煙は高いとこに行きたがる」と言いますが、高いところに行ったことによってバカになるんじゃないかと思うほど、ヒマラヤに行くと脳細胞が減るからか、物忘れも酷くなるし、ハァ~ またマナスルで脳細胞が減ってしまうが、もう無くなっちゃうよ!と心配。
幕張総合高校は千葉県で最も大きい高校らしく、校舎の大きなにビックリ。先週の名古屋の高校と同じくみな、よく聞いてくれ嬉しかったぁ~ 元気な若者といるとこっちまで元気になるものです。あれだけ吐きそうで講演前には先生方にお願いして胃薬まで頂いたのに、生徒たちの反応のよさに後半はかなり元気になりました。
そして午後には都庁に行きパスポートの期限が過ぎてしまったので、更新しなければならず出かけたら、なんのことはない。戸籍抄本がなければ更新できないとのと。わざわざ都庁にまで出かけたのにショック。そして夜から再び千葉の浦安青年会議所主催の講演会が行われ、これでマナスル前の講演を無事に終了!夜の講演前に葛西の健康ランド(銭湯)に入りましたが、込んでいて高校のサッカー部員が10人ほど入ってきて、洗い場で目があったら、横で「ダバダー ダバダー」と歌い、知らん振りしたら、「エベレスト エベレスト!」とわざと大きな声をだして、それでも気がつかないふりしたら「あれっ 本人じゃないんじゃない。反応ないよ」と話し合っているのが可笑しく、そのまま風呂場をでたら、なんとロッカールームについてきて後ろで「野口健!野口健!」と合唱を始めるので、もう恥ずかしく、素直に降参して「ハイ、野口です。どうもどうも」と認めましたが、なにしろ裸の風呂だからなぁ~ それにしても高校生の鍛えられた体が美しいもので、肌もピチピチしていて、若さはいいなぁ~と俺にもあんな青春があったんだなぁ~と羨ましかった。そしてみなと握手して風呂を後にしましたが、若者たちとの付き合いはいいね。
明日から屋久島で環境学校。環境学校が終われば、後はマナスルの準備とトレーニングだけに集中します。ただ、右足のひざの人体を痛め、昨日は三浦さんのトレーナーに治療して頂きましたが、急激にトレーニングをやり過ぎだとのこと。情けないです。なかなかトレーニングが出来ず、ちょっと焦りました。ハァ~ もう少し余裕をもってヒマラヤに向かいたいですが、いつでも出発前が大変。場合によっては本番よりも出発にたどり着くまでが一勝負。ここまで来るともう早くヒマラヤ行ってしまいたい。
3月19日はNHKの日曜スタジオパークに出演。NHKの富士山特集の番宣を兼ねての番組でしたが、NHKはよく富士山の魅力を伝えてくれるので感謝。テレビ出演後は事務所にて産経新聞の取材でしたが、会議室の大型テレビは付けっ放しで(音はなかったが)、取材中は日韓戦が気になって気になって落ち着かず、ただ取材中なので画面を直視するわけにもいかず、横目でチラチラっと様子をうかがうのだが、上原の力強い直球に圧倒された。そして7回から一気に韓国を攻め勝利。さすがにこの時ばかりは取材もいったん中断しみんなで応援してしまった。
3月20日は東京ビックサイトにて記者会見。これは今年の8月に四肢麻痺、筋ジストロフィーという重度障害者2名とスイス・アルプスんpブライトホルン(4164m)の頂を目指す発表を行った。昨年夏に四肢麻痺の患者さんの内田さんから「どうしてもブライトホルンの頂上に行きたい。障害者でも夢を諦めたくない」といったご相談があり、4000m級の氷河の山だけにこれは大変な挑戦になると、隊長を引き受けるかどうか少しだけ迷いましたが、しかし、エベレストには毎年のように障害をもった方々が挑戦にやってくる。盲目の方や片足しかない方、末期がんの方など。
そしてビックリしたのがアメリカには障害者を健常者がサポートしながら一緒に冒険を行う山岳会がある。そんな光景をよくエベレストで目にしていたので、内田さんからのご依頼に、もし今回にこの計画が成功することによって、日本でも障害者が冒険できる、それをサポートするような体制ができれば大きな意味があると、隊長を引き受けました。細かくは野口健HPの野口健ニュースの中で登山隊のHPを紹介していますのでご覧下さい。
そして今日は(21日)久々のオフ。一日中家から出ないで完全に引きこもり状態。たまっている原稿を書き書きしているうちに日本・キューバ戦が始まった。いやはや、ハラハラ、ドキドキとっても疲れた。ただ、松坂の気迫がキューバ打線を抑え、ピンチにイチローが日本を救い、ドラマのあった今日の試合は凄すぎた。そして最初から闘う意思を全身で訴えていたイチロー、いつも寡黙なイチローが愛国心を叫び、人目はばからず悔しがり、喜ぶ姿は他の日本人選手に大きな影響を与えただろう。イチローさんには日本人として心から感謝しています。ありがとう!今回、辞退した日本人大リーガー達はこの歴史に残る試合をどのような思いをして見ているのだろうか?僕はそれが知りたい。久々のオフ、素敵な試合を見せて頂いた。今日は一日、とても気持ちがいい。明日から再び仕事に戻りますが、頑張ろう!
17日は名古屋から車で30分ほどの菊里高校で午前10時から講演。菊里高校の生徒はとてもお行儀が良かった。一生懸命聞いてくれえたし、よく笑ってくれたし、嬉しかったぁ~ 今まで数えられないほどの学校で講演してきましたが、本当に色々ありました。昨年暮れは講演中に騒ぐ生徒がいても先生がまったく注意もせず、我慢していたが、それは違うだろ!と「うるさい!」と怒鳴ってしまったが、それでも先生方は知らん顔。講演後に先生方がヘラヘラしていて腹立ったなぁ~
菊里高校での講演を終え、大阪の尼崎で19時から講演。尼崎での講演まで時間がありスタッフのケンタロウくんと尼崎駅ちかくの健康ランドでサウナに入る。3時間ほど温泉とサウナで体をほぐし、垢すりをやって頂いたが、擦ってくれるおばさんが、「あなた綺麗ねぇ~ アカがでないわよ 最近垢すりした?」と聞いてくるので「いやいや、垢すりどころか、ろくに風呂も入ってませんよ」とこたえたら「おかしい、おかしい」と言いながらむきになったのか、やたらゴシゴシやられ皮膚が剥けるほど痛かった。正直、毎日サウナに入っていると言えばよかった。
20時30分に尼崎での講演を終え、再び新幹線で広島の福山に向かう。10時半にホテルにチェックインし、夕食をとっていなかったので、それからすし屋を探し、11時過ぎにすし屋を発見。これがビックリするほど美味しかった。
18日は福山にあるシャープの工場で講演し、夜は都内で山をきれいにする会?でまたまた講演。二日連続で2本ずつの講演でバテましたが、講演後は世田谷にある金多楼寿司にて食事。この金多楼寿司も僕の大好きなすし屋で、主の名前も野口さん。同じ名前であそこの若旦那がまたまた僕に似ていて色男?。彼はもてるんですよね かなり・・・。ヒマラヤ前はこうして風呂に入りまくり、そして好きな寿司も食べまくる。未練が残らないように。
今日はテリーさんとラジオでトーク。テリーさんとは長年の付き合い。テリーさんとはとても気が合うんです。ただ、今日の本番中はちょうどアメリカで日本と韓国の野球の試合が行われている真っ最中で、テリーさんはその試合が気になっていたのかなぁ~ 韓国に負けちゃった・・・。でもあのアメリカ戦のような後味悪くないですね。いい勝負でした。正直、野球のワールドカップは盛り上がらないと思っていたけれど、なかなかいいじゃないですか。次回は松井選手にも出場して頂きたいものです。
それにしても、テリーさんですが、初めて会うまではテレビで拝見した印象でなんとなく、ちょっと無礼な方だなぁ~とイメージしていましたが、実際に会うととても
繊細な人でした。夜遅くにホテルにチェックインしてお風呂に入るときに、水の音が隣の部屋に響かないように、シャワーでお風呂にお湯を溜めるような人に気を使う人でした。(誤解が無いように説明しますが、聞いた話しでその場に僕がいたわけじゃない)テリーさんと初めて会ってから5年目。特に富士山の清掃キャンペーンではアドバイスなど頂いていて助けられています。これからも、テリーさんとは活動を続けていきます。
明日は早朝から名古屋の高校で講演するために今夜じゅうに名古屋入り。ホテルの近くのサウナに入りにいきましたが、洗い場でふと横を見たらおじさんが堂々と入れ歯を洗っているのに驚き倒れそうになった。なにも皆の前で、まして鏡の前で入れ歯の掃除しなくてもいいのにぃ~と思い、サウナに入ったら今度は後ろのやはりおじさんがいきなり、思いっきりブーとオナラするし、再び洗い場に戻ったら左隣の人がやたらこちらを見てくるので、仕方なくニコっと笑ったら、人の股間をチラチラ覗いてくるので、それならばとこちらは彼の股間を思いっきり目を見開いてグッと眼力に力をこめてにらむ様に見てやったら、驚いた顔して立ち去っていった。ふん!俺の勝ちだ!
明日は午前中に名古屋の高校で講演。夜は大阪で講演。講演後には広島に移動します。移動は大変ですが、ホテル暮らしは悪くない。一人ゆっくり休める。ぐっすり眠られる。助かっています。特に東急グループのホテルは枕がテンピュ-ルというもので、これがまたいい。ヒマラヤにはこのテンピュール枕買って持っていきます。
それにしても一ヵ月後は極寒地のテントの中で雪崩の音を聞きながら寝ているのかと思うと、不思議なものです。 それにしても今日の銭湯はなかなか凄まじかったなぁ~。
一昨年から取り入れた断食トレーニング。通常は10日間行うが、今回は時間の関係で3日間。
断食トレ中の生活は7時起床、8時ににんじんジュース3杯飲む。9時から筋トレ。12時ににんじんジュース3杯。午後からプール2時間。夕方から温泉とサウナ。午後6時、にんじんジュース3杯。7時以降はたまっている原稿書き。12時には就寝。
とっ、こんな日々です。2月からハードな日々が続いていたので、忙しくヒマラヤ遠征の準備に追われているスタッフに申し訳ないと思いつつ、東京を脱出しました。
伊豆での断食生活は僕の最も好きな過ごし方です。それにヒマラヤ前は壮行会のような食事会がどうしても続くので胃がもたれるし、外食が続くとぐっと胃袋が疲れる。そしてあの移動の連続。またどうして飛行機や新幹線の機内、車内の空気はカラカラに乾いているのかなぁ~ まあ、とにかくこの3日間の断食トレでだいぶ回復しました。明日から名古屋、大阪、広島と再び旅芸者の生活が再び始まります。
日経新聞で毎週土曜日の夕刊で「野口健のガイア礼賛」という連載記事を書いていますが、毎週水曜日が締め切り。ヒーヒー言いながら書いていますが、ものを書くということは頭の中で自分の考え方が整理されていないとまとまった原稿が書けない。
日頃漠然と考えていることを、いったん頭の中で整理する作業が始まり、つまり原稿を書くことによって物事を深く考えるようになるので、毎週の締め切りは大変ですが、頑張ります。
断食生活については野口健HPの野口健メッセージの2004年5月16日付けの原稿に詳しく書いていますので、読まれていない方はぜひどうぞ。
パソコンが故障して4日間ほどブログできませんでした。
この4日間も相変わらずバタバタ。
8日は13時より名古屋の松坂屋にて講演。松坂屋は「ロハス」をテーマに売り場をリニュ-アルし新装オープニングがあり、その記念講演会としてお呼ばれしました。
前日の低酸素トレーニングの影響で、講演中も頭痛と吐き気が酷かった。それでも、名古屋のお客さんは元気で、講演中も笑いが止まらず助けられました。それにしても名古屋は綺麗な方が多い。よく仙台とどこだったか、名古屋を含めて「3大ブス」と言われるが、名古屋は綺麗な女性が多いですよ。なによりも華やか。僕は好きですよ。とっても。名古屋で講演を終え、東京に戻りそのまま千葉にある「まなぶ」という僕が愛してやまないすし屋で月刊現代の取材。4月売りの月間現代にて「野口健と食」といったような記事が掲載されます。「まなぶ」に関しては一度、このページでもちゃんと紹介したいと思います。
9日は午後に三浦BCにて2回目の低酸素トレーニング。今回は4200Mまで標高を下げ、2時間ほどトレーニングしましたが、やっぱり辛かった。スタッフの小林は写真撮影のために10分ほど低酸素室に入ったが、途中で「気持ち悪くなりました」と真っ青な顔して退室した。その中でトレーニングマシーンと格闘しているわけだから、辛いわけです。しかし、ここで苦しい思いをしておけば、ヒマラヤの現場で少しは楽になると思えば頑張れますが、それにしても低酸素はうつになりますねぇ~。低酸素トレの後にはベッカムさんご愛用の高圧酸素をいれた袋?に30分ほど入り、ダメージのあった体を癒しました。 午後7時からはコスモ石油のコンサートがあり、出席。パーティには小池大臣も参加し久々の再会。小池大臣から「野口君、富士山の清掃登山に参加したいけれど、いつ?」と聞かれ、環境大臣が樹海でごみを拾うなんて過去に例もないだろうし、「環境省のお役人が嫌がりませんか?」とお返事したら、「そんなことないわよ。私がやりたいんだから」と現場主義の小池さんの徹底した姿勢に嬉しくなりました。僕は彼女が大好きなんです。本当に。どれだけ助けられたか。だから、僕も出来る限りのサポートをしたいわけで。彼女が環境大臣になってから、確実に環境省は変わりましたよ。これからも小池さんと連携していきたい。
10日は午前9時から札幌ビール本社で講演。13時から新宿の東京電力で講演。この日は赤坂の東急ホテルにて宿泊。特に一人になりたいものです。表に食事に出かけることなく、ルームサービスで生姜焼き定食を頼み、テレビを見ながらの食事は一見寂しいようですが、今の僕には最大の贅沢かもしれない。一人になりたい。誰に束縛されることなく、ただただ一人になりたい。僕にとって大切な時間です。かみさんは疑いの目を僕に向けますが、一人になりたいだけで、それでも「怪しい 怪しい」と疑惑の目を向けられ続けると、どうせ疑われるならば、それならばいっそうのこと・・・と男の人は思うかもしれませんし、純粋に一人になりたいという気持ちを人に伝えることはなかなか難儀なものです。
11日は14時から海老名で講演でしたが、11時に赤坂から車で出発したにも関わらず事故渋滞で講演が始まる5分前に会場入り。焦りまくりました。そして、講演を終え、18時30分からラジオ日本の生番組が始まるため、車で向かうがまたまた渋滞につかまり、生番組なだけにもうどうにもこうにもならず車をスタッフのケンタロウ君にあずけ、南町田の駅から電車に乗り込み、ラジオ日本がある有楽町まで必死に向かい、スタジオに入ったのはなんとラジオが始まる3分前。福沢さんとのトークであったが、有楽町駅からダッシュした為、ラジオ本番中もぜーぜー、大変だった。車は怖い。今後は気をつけます。なかなかハードな4日間でしたが、明日から3日間、伊豆の山中で断食しながら、ジムとプールでトレーニングしてきます。トレーニングする時間がもっとほしい。限られた時間でどれだけトレーニングできるか、ヒマラヤまで出発、一ヶ月間をきったわけだから、本当に一日一日、大切すぎる。どこまで調整が間に合うかな。頑張ります!
3月7日、今日から三浦雄一郎さんの施設にある低酸素室でのトレーニングを開始。4100Mの酸素量に設置された部屋に入り、自転車を漕いだり、20キロものザックを担ぎ歩くマシーン?で1時間半ほど、角度を15度の坂道に設定し、歩き続けました。途中、フラフラになり、左人差し指に付けっぱなしの血中酸素濃度を測る機械を見ると、血中酸素が76パーセントになっていた。慌てて休憩し、座り込みぜーぜー。今年初めての低酸素室。いきなり頑張りすぎると体の負担が大きすぎる。昨年、ヒマラヤ遠征の前に頑張りすぎて吐いたことがある。また、高山病と同じで酸欠による頭痛にいじめられる。ヒマラヤにいるときは当たり前の頭痛だけれど、東京で高山病にやられると、ヒマラヤ以上に痛みを感じる。なんで東京で高山病なんだよって。
帰宅してからも頭痛が治まらず。明後日、再び低酸素トレーニングをやりますが、次回は4600Mまで酸素を抜きます。カトマンズからマナスルBCにヘリで直行するので、ここでしっかり低酸素トレーニングを行わなければいけない。酸素が薄いって大変ですよ。日頃、当たり前にある空気。失ってみてその空気の大切さを感じるヒマラヤ。昨日の原稿じゃありませんが、そんな時に空気に感謝したりしますよ。いつもありがとう!って空気に感謝する。最近、年を重ねてきたからか、日頃気がつかないごく身近な自然環境に感謝しています。
三浦さんは73歳になった今でもバリバリの現役登山家に冒険スキーヤー。僕のヒマラヤ登山と同時期にチベットにある8000M峰の頂を目指すとか。凄いです。俺はどこまで頑張れるか、1つ1つ、確実に一歩また一歩です。
先程、久々に帰宅(3月6日午後11時30分)、先程、日付が変更しましたが。3月3日に新潟県長岡市の長岡技術大学で講演。長岡はまだまだ大雪でした。新幹線乗っていてトンネル抜けたら雪景色でビックリしました。そして4日は新潟市でコスモ石油のアースコンシャスアクトのイベントで講演会とエベレストのゴミ展示会が開催されました。そして講演終了後は特急に乗り込み金沢市へ。
5日は白山の世界遺産を目指すシンポジムでの講演。霊峰である白山を守ってきたのが白山比咩神社。40年ほど前から白山比咩神社と地元行政が連携し清掃活動を展開。「清掃登山」を日本で最も早くスタートさせた。そして僕と白山比咩神社とは深い?関係があるんですね。97年、98年にエベレスト挑戦に失敗し、落ち込んでいた僕に大学の先輩が神社の住職をしていて祈祷された白山のお守りを届けて頂きました。そして99年はそのお守りを身につけてチャレンジし無事に登頂しました。そのエベレストの山頂にお供してくれたお守りは白山比咩神社の宝物殿に展示してありますが、今回再びマナスル用に新たに祈祷して頂いたお守りを神主さんに頂いてきました。エベレストの時同様に僕の身を守ってくださるでしょう。
本来は規則なんかで縛るんでなしに、信仰の深さが自然を守るのが本当の姿だろうし、そもそも日本人の宗教観は自然崇拝なわけだから、1から新しい仕組みを作るのは大変だけれど、あった習慣を見直すことなら出来るでしょう。本来の日本人は自然に対して謙虚に生きてきた。白山は信仰の力で守られてきた理想の姿。ヨーロッパの山岳観は「征服」という言葉に象徴される。そこには「山の神」「水の神」といった概念は入りにくく、またおそらくそれは神を絶対にした一神教であるキリスト教の影響が大きいのだろうと感じることがよくあります。 世界各地で争いを繰り返す一神教。日本人の自然崇拝は世界に誇れる宗教観であり文化だと私は感じますよ。マナスルから帰国したら白山に登りに行きます。
5日の夜には金沢から京都入りし京都市内の宮川町の茶屋で芸者さん、舞子さんの踊りを楽しみながら飲み始めましたが、10代半ばから住み込みで歌や踊りを修行し着物姿でピシっときめる彼女達の美しさ、女性らしさに惚れ惚れした。三味線を弾きながら芸者さんが京の歌を教えてくれ、私も必死に歌うのだが、なんど歌っても芸者さんに満足してもらえず、2時間以上はなんども繰り返し繰り返し歌いましたが、日頃、カラオケにはまったく行かない私ですが、茶屋で三味線に合わせて芸者さんと歌うのは楽しく、人生で初めて歌う喜びを感じたのか、忘れかけていた青春を取り戻したかのようにはしゃぎました。ちょっとはしゃぎすぎたのか、今朝は二日酔いで起きるのに時間がかかりましたが、素敵な経験でした。そして6日は蓮花寺というお寺で庭園眺めながらしばしボーと時間を過ごし蓮花寺のお坊さんと日本人の自然崇拝について語り合ってきました。蓮花寺の庭園には小川が流れていて、また雨上がりでコケがしっとりと濡れ、心身共にいやされて東京に戻ってまいりました。講演会等で全国回りますが、日本は素敵ですよ。大好きです。命を賭けてでも守りたい、自国に対してそう感じれる自分はやっぱり幸せ者です。
ネパールにいる知人からメールを頂、その内容に「はー」とため息が出た。4月3日から共産ゲリラによるテロ活動が活発するとのこと、しばらくはカトマンズなども外出禁止(戒厳令)になるとのこと。4月3日から数日は身動きが取れなくなるだろう、従って4月1日出発を5日間ほど遅らせることになった。ヒマラヤでの清掃活動もリスクがあるが、自然よりも人間のほうが時に怖いものです。マナスルBCへのキャラバンも途中、ゲリラが占拠している集落があり、危ないのでヘリをチャーターしてカトマンズからBC手前まで一気に飛ぶこととなったが、着陸する地点がすでに4000m。高度障害の恐れがあるので、今回は国内で低酸素室でのトレーニングを増やさないと厳しいでしょう。来週から低酸素室でのトレーニングを開始しますが、辛いんですよね。頭痛との闘いですから。
それにしてもネパールのゲリラはアラブ人ゲリラと違い紳士的。過去に登山隊がゲリラと遭遇し、銃器で脅かされ「通行料金を支払え」と言われそれに対して「それならば領収証をだせ」と言い返したら、共産ゲリラが素直にうなずき「マオイスト(毛沢東主義者)」とサインして領収証を手渡したそうな。領収書を書いてくれるテロリストなど聞いたことがない。僕がお世話になっている税理士に「テロリストからの領収書でも経費で落とせますか」と質問したら、返事に困っていましたが、スタッフの生命を守る上では事務所として立派な経費だろうと思いますが。ただ、紳士的といっても所詮はテロリスト。また、最近彼らも追い詰められ破れかぶれになっているようですし、最大限気をつけなければならない。
ヒマラヤを目前に毎回、私なりの儀式がある。1つは好きな寿司を食べ続ける。2つはヒマラヤに行けばしばらくお風呂に入れないので温泉などに入りまくる。そして素敵な女性とのデート。一昨日の夜は素敵な女性とデートした!決まってヒマラヤ前にデートする方がいます。植村公子さん。植村直己さんの奥さんですが、綺麗な人なんです。決まって高田馬場のイル・キャステロというイタリアンですが、彼女とのデートはとても素敵な時間なんです。公子さんとのデートを終え、いよいよ気持ちはヒマラヤモードへと切り替えていく作業がこれから始まろうとしています。はー頑張らなきゃ・・・・。
今日から3月。月日が過ぎていくのが早すぎる。今日から3月ということは、来月はからヒマラヤ遠征。出発まで残り一月。準備が遅れている。もっと遅れているのがトレーニング。もっと計画的にトレーニング行わなければいけないなぁ~ 我がままかもしれないけれど、トレーニングだけに集中できる時間がほしい。スポンサー活動もあれば、打ち合わせ、講演会等々、日々の活動の隙間でトレーニングしなければならない。ヒマラヤでの活動資金は莫大だから、遠征前の講演活動は大切ですが。僕なんかはこんなものですから、いいですが、オリンピックにでる選手ぐらいは、資金面など気にしないで100パーセントトレーニングに集中できる環境がなければ、なかなか結果もでないでしょう。特にウィンタースポーツは金がかかるから、多くの選手は自らスポンサー活動しかがら、トレーニングもしながら、また資金がなかなか集まらず海外での大会やレースに出場できなかったりしています。会社などでのスケート部やスキー部などの廃部も相次いでいるようですし。荒川さんの金メダルにあれだけ日本社会がパアっと明るくなるんですから。彼女の活躍はものすごく日本社会に貢献しているんですよ。だから、「頑張れ!」と言った精神論もいいですが、国には彼らが実際に活動していけるような資金面含めたサポートをしてほしい。地方では公共事業の為の公共事業で無駄に税金を使うよりもっと大きな意味があると思いますけれどね。
昨日も「山河の湯」という近所の温泉に入りに行きましたが、辛いのが風呂の洗い場などでジロジロ見られてしまうこと。目が合うと「あっこの人、知っている!」って顔されると、次に彼らの視線が決まって下半身に集中してくる。これが、とても嫌だ。裸ですから、無防備じゃないですか、そこで注目されるのは辛い。かといって「前」の部分を極端にタオルで隠し続けるのも変だし、だからといって開き直って「どうだ!」とばかに隠さず堂々とブランブランさせながら歩くのはもっと変なんです。じゃあ自然体にいこうと思い、気にしない気にしないと考えること事態がすでに気にしているわけで、ぎこちなくなってしまう。以前、ジャンクスポーツで丸山さんが「銭湯やサウナに入りにいけなくなった」と言っていましたが、僕ですらそう感じることがあるんだから、彼なんか目立つし、有名人だから大変だろうなぁ~。それにしても同性にその部分をジロジロ見られる気持ち悪さ、たまりません。じゃ異性ならいいのかって、それも違うような。どうであれ、見せるものじゃないってことです。
今日はこれからジムでトレーニング。おもなトレーニングは立ち漕ぎマシーンです。あれ、効くんだよね。登山にもってこいのトレーニングですが、やりすぎると吐きそうになるので気をつけてきます。そして今夜は僕の大好きな素敵な女性とのデート。楽しみ 楽しみ。