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トレーニング・体調管理

今日から低酸素室トレーニング

トレーニング・体調管理

2006/03/08

今日から低酸素室トレーニング

 3月7日、今日から三浦雄一郎さんの施設にある低酸素室でのトレーニングを開始。4100Mの酸素量に設置された部屋に入り、自転車を漕いだり、20キロものザックを担ぎ歩くマシーン?で1時間半ほど、角度を15度の坂道に設定し、歩き続けました。途中、フラフラになり、左人差し指に付けっぱなしの血中酸素濃度を測る機械を見ると、血中酸素が76パーセントになっていた。慌てて休憩し、座り込みぜーぜー。今年初めての低酸素室。いきなり頑張りすぎると体の負担が大きすぎる。昨年、ヒマラヤ遠征の前に頑張りすぎて吐いたことがある。また、高山病と同じで酸欠による頭痛にいじめられる。ヒマラヤにいるときは当たり前の頭痛だけれど、東京で高山病にやられると、ヒマラヤ以上に痛みを感じる。なんで東京で高山病なんだよって。
 帰宅してからも頭痛が治まらず。明後日、再び低酸素トレーニングをやりますが、次回は4600Mまで酸素を抜きます。カトマンズからマナスルBCにヘリで直行するので、ここでしっかり低酸素トレーニングを行わなければいけない。酸素が薄いって大変ですよ。日頃、当たり前にある空気。失ってみてその空気の大切さを感じるヒマラヤ。昨日の原稿じゃありませんが、そんな時に空気に感謝したりしますよ。いつもありがとう!って空気に感謝する。最近、年を重ねてきたからか、日頃気がつかないごく身近な自然環境に感謝しています。
 三浦さんは73歳になった今でもバリバリの現役登山家に冒険スキーヤー。僕のヒマラヤ登山と同時期にチベットにある8000M峰の頂を目指すとか。凄いです。俺はどこまで頑張れるか、1つ1つ、確実に一歩また一歩です。

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