今日(5日)から東南アジア最高峰キナバル峰を目指して日本を出発!赤道直下、ボルネオ島の北部マレーシア・サバ州にある山です。2000年、キナバル自然公園として世界自然遺産に登録。
以前から登ってみたいと思いつつ、ヒマラヤばかり。毎年1月はヒマラヤでしたが、
今年は変化をつけてみようと、行き場を変えてみました。
登山口はジャングルからスタートし最後は4000Mを超えた岩場とのこと、そこを一気に二泊三日で登り降りするわけだから、なかなかのコースなのかな?
現地にインターネット設備があれば、ブログ更新します。なにしろ、今では5000Mを超えたエベレストのベースキャンプですらインターネットカフェがあるのだから・・・。
目的は単純に純粋に登山を楽しみたいが一番、次にキナバル山の環境保護システムですが、キナバル公園の訪問者は年間約20万人。そのうち、登頂者は約10パーセントほど。宿泊施設の数によって事実上の入山規制を行っているとのこと。世界遺産であり、動植物の宝庫とされているキナバルをどのように管理しているのか、これは富士山にとっても、まったく参考にならないということではないだろう。
富士山も取り巻く環境が大きく変わってきました。10年前から富士山の管理には「入山料制度が必要ではないか」と提案してきましたが、当時は「入山料制度は登山客が減る」などといった地元からの不安の声が多く寄せられましたが、最近では入山料制度に対しネガティブな受け取り方が少なくなってきた。
2008年の報道によれば入山料制度に賛成?反対?とアンケート調査を行った結果、
80パーセント(44574票)が賛成
16パーセント(8652票)が反対
6パーセント(2908票)がどちらともいえない
(合計56134票)
となりました。
最近では富士山の地元の市長や町長からも「反対は強かったが、入山料制度を検討する時期ではないだろうか」といった発言がなされるようになりました。それと同時に入山規制が必要なのかどうか、もし必要となるのならばどのような根拠でもって人数規制をするべきなのか、富士山での清掃活動を行いながら、また継続しながら、次のスップはまさしく管理システムをどのように作っていくのか、まさにその部分だろうと思います。
10年前にはなかなか伝わらなかった部分ですが、時間の経過とともに環境問題に対する社会の意識も変化し、ようやくその入口まで近づいてきたように思いますし、そうなればいいといった願望もあります。
活動を始めると次から次へとテーマが広がり、 展開についていくのが大変ですが、活動とはそういうものです。
それでは、キナバル登山、しっかりと登ってきたいと思います。また、現場から様々な取り組みなど学ぶべきことは学んできます。それでは、現地からのレポートを
楽しみにしていてください。
ヤフーニュース 富士山「有料制」に賛成80%
産経新聞 異常人気、富士登山