苫小牧市に救援物資を下ろしました。苫小牧市をベースキャンプにし、これから、むかわ町、厚真町、安平町の避難所にニーズに合わせた物資を届けます。
避難所によって必要な物は違ったりします。偏った品物ばかりが集まれば受け入れる側にも迷惑がかかります。救援物資を受け入れ管理するのも重労働であり、職員の皆さんも実に様々な対応に追われ不眠不休で頑張っています。なので、避難物資の届け方も各自治体や避難所によって様々です。この辺りはとても難しく、細かな事情を把握されている苫小牧市さんとの連携プレーあってこその活動です。
震災直後に真っ先に僕らを受け入れて下さった、岩倉市長、佐藤副市長には心から感謝しています。
サポートに入ったはずの僕らが逆に負担になるようでは本末転倒。「届けたい」という気持ちばかりが先行してしまっては自己満足になってしまう。
むかわ町、厚真町、安平街に救援物資の一部を届けました。ソーラーパフ(ソーラーランタン)の使用方法などお話しさせて頂きました。「こういうランタンは見たことないです。初めてです。これはいいですね。さっそく、避難所で使わせて頂きます」と。
安平町の及川町長にもお会いしましたが、登山好きの及川町長とすぐに意気投合。意見交換させて頂きました。及川町長は町長室にマットを敷いて寝袋生活。なかなか帰宅できない中にありながらも、気持ちが前向きでまた揺るぎないオーラに
逆に僕が元気をもらいました。
細かな報告はピークエイドのホームページにてお知らせ致しますが、北海道で多くの方々とお話ししていますと、被災した被害も深刻だが、それに追い討ちをかけるのが観光客の相次ぐキャンセル
。
僕の友人が震災後に北海道を旅したら彼のブログが炎上!「こんな時に旅行するとは不謹慎だ!」みたいな。しかし全くもって現地の状況を理解していない意見。観光のキャンセルがどれだけ北海道を苦しめているのか。僕も時間を作り北海道を旅します!
ニーズはどこにあり、そして僕たちにできる事は何か、現場の皆さんと連絡を取り合いながら、次の支援活動に繋げていきたいと思います。
救援物資や基金にご寄付して下さったみなさん、仕分けを手伝って下さったみなさん、トラックを出してくださったナベカヰさん、我々を受け入れて下さった被災自治体のみなさん、本当にありがとうございました。
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