ネパール(ポカラ)で再建中の学校のグランド整備も少しずつですが進んでいます! ついこの間まで段々畑だった場所に人工芝を敷きますが、水はけを良くするために水の通り道を作っている最中。 この村では始めての人工芝によるグランドにな...
「ポカラ小学校支援」プロジェクトには、一人のネパール人青年とのつながりがある。彼の名前はターパ・ゴダル・ウパカル。6年前、岡山から夜行バスで富士山清掃に参加してれた。これまでも、日本でネパール人と話す機会は何度かあったが、...
2018年、野口はランドセルをネパールに贈るプロジェクトを開始した。岡山県総社市からも子供たちが6年間使った289個のランドセルをネパールに届けることになった。そして、なんとそのランドセルは、ウパカルの父の学校にも届けられる...
2018年7月、西日本豪雨が岡山を襲った。恐怖を感じるほどの強雨の夜をやり過ごし、明るくなってからウパカルは少し高台まで登った。そして、絶句することになる......。川が決壊し、眼下の街が茶色の海になっていたのだ。家に戻っ...
野口の「教育」の話は、ウパカルの胸に刺さった。だが果たして、その教育環境を自分の出身地のような田舎まで普及させることができるのだろうか。答えの出ない問いを、考えさせられる日々が続いた。 そんな折に、以前一緒に働いていたネパ...
ネパール(ポカラ)で建設中の学校の図書館がだいぶ出来てきました!!! レンガの表にコンクリートを塗り、またその上からレンガ。もちろん、中には鉄筋も。 耐震構造にかなり工夫をしているとのこと。 図書館はこの学校のシンボルになる...
ウパカルが日本に帰り、入社式を三週間後に控えた時、いきなり入社式の社辞を述べるよう通達された。これには焦ったが、何度も何度も練習したおかげで、詰まることなくスムーズに読めた。 入社式の後は、レストランのウエイター業からベッド...
四回生となり就職活動に取り組む時期となった。観光学科で学んでいるウパカルは、ネパールの観光産業に役立つ仕事がしたいと考えていた。そんな折に、ホテルグランヴィア岡山で、バイトを募集しているという話を耳にする。 日本の「おもてな...
富士山のゴミ拾いの拠点は、廃校を利用した「もりの学校」で行われている。その校舎で、お昼を食べながら参加者とスタッフでミーティングを行った。だが、これから野口が来るのだと思うと、食事もなかなか喉を通らない。皆が食事を食べ終わる...
安い弁当工場だけでは学費が間に合わないので、もう一つバイトを探すことにした。しかし、ウパカルの顔を見るだけで面接さえしてくれない所もあった。それでも、とあるラーメンチェーン店が採用してくれた。面接をしてくれた店長はウパカルの...