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旨い!こだわりの店(平乃家)を発見。(美味しすぎて書いちゃいました。第2弾)

2006/11/10

旨い!こだわりの店(平乃家)を発見。(美味しすぎて書いちゃいました。第2弾)

静岡は清水。清水といえば清水の次郎長、ビーバップハイスクールのロケ地、そして港町で有名だ。
富士宮の富岳館高校での講演後に、次の掛川での周智高校の講演に備え清水に泊まった。
清水は大学の後輩、大石君の出身地であり、今は大石燃料の3代目社長の修行を実家においてしている。久しぶりに大石君に会いたくなりホテルまで迎えに来てもらい、清水の町を案内してもらった。

 マネージャーの田附君、大石君と3人。鍋でも食べようとフラフラ清水の町を散策しながら5軒ほどの店に「鍋やってます?と」聞いて回った。
いつもならば「寿司食べよう!」というところだが、昨夜は何故か「鍋」が食べたかったのだ。しかし、この時期にまだ鍋は早いようで、どこの店も出していないという。聞いて回って4件目のお店を訪ねた時、「ピン!」と僕のグルメな触角が反応した。このお店でもお目当ての鍋がなかったため、他でなかったらここに戻ろうと心に決め、一度ガラガラとなる引き戸を後ろ髪引かれながら閉めたのだ。
案の定、鍋は見つからず、先ほど触角が「ピン!」と反応したお店に急行したのだ。地魚料理「平乃家」さんだ。ちなみに僕の触角は美味しいものを造ってくれそうな店のレイアウト、お店の空気、ご主人や女将さんの風格などだ。この3点セットがそろう時、触角が「ピン!」と反応する。まさしく「平乃家」さんはこの3つにしっかりはまったのだ。

 お店のカウンターに座ると、目の前のネタボックスにはお寿司屋さんも顔負けなくらいずらっと魚が並んでいた。入りたてのビンチョウマグロ、カツオ、地エビ、赤ムツ、カワハギ、カキ、ハマグリ、イカ、キンキの干物にメザシなどなどなど。どれも美味しそうで、ご主人と女将さんの勧められるままに注文させていただいた。まずお通しが日本一の桜海老由比産地の桜海老の甘露煮、そして一緒に出てきたのが穴子の肝煮。穴子の肝煮は始めてだ。それほど大きくないのだが、ちょっとした苦味と肝から出る深みが何とも印象的だった。

 また、塩茹でにされた桜海老。そのまま食べてもよし、醤油を少々垂らしてもよし。ふっくらとした身と大きさ、桜海老の小ささからは想像できないしっかりとした味を主張するはまさに産地ならではの味。

 そして今回の目玉は!カツオ。皆さんはカツオの食べ方というとどんなのを想像しますか?カツオのたたきや刺身、ソテーや照り焼きでしょうか。刺身で食べる場合、皮は剥いてあるものしか食べたことが無い。しかし、今回出てきたのは皮付きのカツオ。を生で食べたのは初めてである。
平乃家さんのこだわり。新鮮なものを一番美味しい調理方法でお客様にお出しするということだ。カツオは新鮮でないと皮の部分から臭みが出て、一緒に食べることが出来ないというのだ。この臭みを帯びたカツオを食すと二度とカツオを食べたくないということになるという。

 肉厚に切った刺身、それに添えられたハラミの部位。皮付きのカツオを口の中に入れると・・・。しつこくない魚の油たっぷりとのって、しょうが醤油とベストマッチ。噛めば皮との間濃厚な油があふれ出す。歯ごたえもよく、噛めば噛むほど甘さがでる皮の部分。ハラミは特に甘さが凝縮された絶品だった。
この甘さを味あわすために新鮮なカツオを皮付きで出すというのには納得である。皮をはいでしまえばその部分の油も取れてしまうのだ。いや~、参った。
(写真はクリックしたら大きくなります)

カツオ


 参ったついでにもう一品。赤ムツの煮付け。ふわっとした肉。トロッとした濃厚な煮汁。地元の漁師と契約して入るときと入らないときがあるという代物。味もちょっと濃い目の煮汁は僕の好みの味。一緒にいた田附君は骨までしゃぶって綺麗に最後まで食べつくしていた。魚もそこまで食べてくれればしっかりと成仏できただろう。
しかし残ったタレがなんとももったいない。魚の出汁がしっかりと出ている。そう、ここで僕の頭に出てきたのがホクホクの白ご飯。湯気の立った白いご飯の山にこのタレをサッとかけたら・・・。(あの時を思い出して書いていると今でもよだれが出てきてしまう。)ご飯が食べたくなったのだ。もちろん僕の想像通り。まさに絶品だった。
 ここで驚いたのはタレと白米の相性だけではなかった。この白米があやしい。美味しいのはタレだけのせいではないことに気づいた。聞いてみるとやっぱりわけがあったのだ。この白米は自家製精米。知り合いの農家から譲ってもらい、それを自分で精米しているというのだ。また、驚いたことに、お店で出している野菜はほとんど自分達で作っているというのだ。自宅の屋上のプランタンで育てたり、近所で150坪の土地を借り、そこで育てたり、市場では殆ど野菜は買わないということなのだ。理由は、できるだけ農薬を使わない安心した食べ物を提供したい。魚の味を最大に引き出せるように野菜から自分で作りたいということだ。「スーパーなどで売っている低農薬って知ってる?低農薬って農薬を17回以下に抑えたもののことだよ。17回も農薬使って低農薬って言うんだから驚きだよね~。うちなんか2回だけだよ。芽が出た頃に1回、しばらくして1回。葉っぱがきれいな野菜は信用できないね」と。

カツオ


 野菜の作り方など知らなかったご主人と女将さんは本を読み漁り見よう見まねで育てたが、やはり最初は素人。うまくいかなかったらしい。うまくいかないと近所の農家に造り方を教えてもらいに行ったり、桃に限っては「桃畑のまねをして実がなってきたら新聞紙をかけてみたけどボトボト落ちちゃった。木から虫とかが入ってだめになっちゃったらしいんだよね。でもどうしていいか分からずに、山梨まで行って、桃の農家に聞きに行ったんだよ。」すごいこだわりようだ。とても感心した。美味への探究心が美味しい食べ物をお客さんに出させられる秘訣なのだろう。
フラッと入った「平乃家」さん。いや~。いいところを見つけてしまいました。また清水行きたいなぁ。

ご夫婦


地魚料理 平乃家
ご主人 平野 修 さん
静岡市清水区巴町7番14号
電話 0543-52-7242

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2006/02/16 これからアメリカに行ってきます!
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