11月19日、亮さんと八ヶ岳連峰の天狗岳に登頂!7月に登った時にはドシャ雨で視界なし。下山は登山道が川になっているほどの大雨。全身ずぶ濡れの登山は、それはそれで大いに盛り上がり楽しかったが、やはりあの山頂からの絶景を亮さんに見せたかった。そして二回目の八ヶ岳登山。事前の天気予報では予定していた登山日の天候が微妙で曇りまたは雪とのことで、二回連続悪天候では困ったものだと予定を一日前倒しした。
登山日は嬉しい事に快晴無風のドッピーカン!一日前に降った雪が薄らと残っていたが、サクサクと歩けて気持ちいい。今回は写真対決はしませんが、それでもお互いに好きなカメラ撮影に夢中。ただでさえ写真に夢中になるのに、これで写真対決となれば登山に集中できなくなる。互いに負けず嫌いだし。僕らにはほどほどが出来ないんですよねぇ~。ムキになるというか、本気モードになり過ぎる。
だから今回は純粋に登山を楽しもうと写真対決はしませんが、それでもパシャパシャ。実は互いにどこかで意識しているのかもしれない。
稜線に出ると北アルプス、南アルプス、中央アルプス、浅間山の大パノラマに、亮さんは「こういうことだったんですねぇ~」と。前回は何も見えなかっただけに実に嬉しそう。その姿を見ているとこちらまで嬉しくなる。好きな仲間との山登り。これ最高の喜びです。また、自然というものは不思議な魅力があって、どんなに疲れていても自然のパワーというのか、「気」のようなものがスーっと体内に入ってきて心の洗濯をしてくれる。
アフリカから帰国してから二ヵ月弱。講演活動などで全国行脚が続き今回の八ヶ岳が帰国後初の山登り。山に登らない登山家状態が続いていましたが、僕はやっぱり山屋さん。都会の中で人・人・人に囲まれていると、どこかで感覚のセンサーが鈍ってくる。「登山家らしくもっと山に登れ!」と自身に声かけています。
どの山かはまで正式には決定していませんが、来春にはヒマラヤの頂を目指します。我武者羅にひたすら頂きを目指す。そんな登山の世界に飢えてきたのかもしれません。そうと決まったら、今日から逆算の世界。ヒマラヤ遠征までにどれだけ体を作っていけるか。この年になってくるとぶっつけ本番もきつくなる。少しずつ体を動かし、少し時間をかけながら高所に耐えうる体を作っていきたい。
それでは、写真対決ではありませんが、八ヶ岳で撮影した写真の一部をアップします!
2010年7月18日 八ヶ岳写真対決