1月30日、31日、沖縄にて遺骨収集活動。
今回の現場は沖縄県浦添市。前田高地の戦闘で知られている場所です。
全国、各地から集まってくれたメンバーと一緒に遺骨収集。
毎年、参加してくれる仲間たちがいるからこの活動も続いています。
1日目は、ガマの入り口付近で、ガマ内の土や粘土、石に岩を表に運びだします。
ガマの中は粘土に覆われていてまずはこの粘土を掘り起こし表にだす。これがなかなかハード。
いよいよ2日目、ガマの中に入っていきます。
ガマの入り口付近は火炎放射器で燃やされ黒く焦げた部分がありました。
そして三八式歩兵銃の弾が塊の状態で出てきました。
沖縄の洞窟で、手榴弾、迫撃砲の弾など不発弾がでてくるのは日常茶飯事。
ご遺骨が発見された場合はまず沖縄県の遺骨情報センターに連絡。
沖縄県警が現場検証を実施。「事件性がない」「戦没者によるご遺骨」と判断されればご遺骨は沖縄県遺骨情報センターに移されます。
今回の現場は粘土層が厚く大変でしたが、またここに戻ってきたい。
沖縄在住の屋根職人、西島恵歴(にしじまえれき)さん。
前回の遺骨収集活動に初参加してくれましたが、今では僕らの活動にはなくてはならない存在。
地元行政や地権者とのやり取り。また僕らの会とは別に個人的に遺骨収集活動を積極的に行っています。
我々の活動でも西島さんは現場スタッフのリーダー!
金多楼寿司の若旦那、野口剛さん。剛さんが沖縄での遺骨収集を担当。
沖縄県庁との打ち合わせ、県庁関係者との信頼関係の構築、情報収集、活動当日のアレンジ、それら全般を完璧にアレンジして下さっています。
剛さんの協力なしにこの活動は出来ません。素敵な仲間に支えられながら続いている活動です。
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