昨夜は久々にパサンリンジ君と遅くまで飲んだ。彼はシェルパ基金の大一期生。1枚目の写真は2002年。彼のお父さんは僕のエベレスト清掃隊でサポートしてくれましたが、その後、他の登山隊に参加し遭難してしまいました。パサンリンジがシェルパ基金の学校を卒業し、だいぶ経ってから突然、僕のところに現れ、しかも、千葉の講演会場。流暢な日本語で「一人前になったら野口さんに会うと決めていました。だから頑張って日本で勉強していました」と。今ではシャングリラという高級ホテルでキャプテンとして働いています。あの小さかったパサンリンジ君の立派に成長した姿にもう感激。
シェルパ基金で学校に通った子ども達が大人になってアメリカで癌の研究者になったり、教師になりヒマラヤの学校で働いていたり。ドイツで看護師になったり。親代わりだっただけに彼らの活躍は僕にとって最大の親孝行。こんな嬉しい事はないです。
20年前の写真
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