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韓国 38度線への旅

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2006/06/25

韓国 38度線への旅

 韓国の38度線に行ってきました。展望台から見えた北朝鮮の旗。そして南北朝鮮は終戦したわけではなく、あくまでも停戦状態であるという緊張感。写真もほとんど撮影が許されなかった。北朝鮮側が韓国への奇襲攻撃を目的とし秘かに掘り続けていた地下トンネルがソウルの目の先(44キロ手前)まで迫っているのを韓国側に発見。そのトンネルも歩いてきましたが、今現在も非武装地帯に約17個のトンネルが完成または構築中にあるものと推測されているとのこと。南韓国側の情報を一方的に聞いただけだから、どこまで信憑性があるのか定かではないが、私の認識不足もあるだろうが、頭で想像していた南北朝鮮問題よりも遥かに現場は殺伐たる風景であった。
 南朝鮮は太陽政策をとっているが、実際のところ本音はどうなのだろうか?統一を果たしたドイツでは経済格差から西ドイツが大変な経済的ダメージを被ったし、また統一後も、旧北ドイツ人の失業率が高くそれに比例して犯罪も増えている。統一というイメージは平和の象徴だが、実際、現実となるとそう簡単ではないだろう。南北朝鮮統一はその準備からまた統一後も含めドイツ統一のそれよりも遥かに困難であろうと思われる。兵士が行き交う38度線手前を歩きながらそんな事を感じていました。やはり現場での感じ方はまた一段と強いものです。

 そしてその後に驚いたのが、戦争博物館に出かけてみたら幼稚園児が社会化見学として長い列を作りながらドーと博物館に入ってきた。その人数とやら1校ではないだろう。学生ならまだしもどうみても幼稚園児だ。日本の幼稚園で靖国神社の奥にある「戦争記念館?」に行ったりするのだろうか?自国の歴史をリアリティーを持って勉強する為にも教室で教科書を暗記ばかりする日本の歴史教育よりいいんじゃないでしょうか。感心しました。
 霧の中、うっすらと見えた北朝鮮の旗が妙に印象に残り、あちらの世界はどうなっているのだろうかと、実際にこの目で見てみたいと感じながら、まだまだ知りたいという気持ちを抑え帰国しました。もっともっと歴史を含め勉強しなければなりません。マナスルを終え、スタッフの小林君とお疲れ様会としてノンビリ、日本を離れて遊んでこようと思った旅がなかなか濃いものとなりました。

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