マナスル基金 , 富士山清掃 , 戦争 , 教育

2006/12/20

今日で仕事収め

 フゥー 今日の夜の朝日ニュースター(BC朝日)生出演で今年の仕事を無事に終えました。最近は余裕がなくてブログ書けずごめんなさい。まったくバタバタでどこで何をやってきたのか、頭の中で整理ができないほど歩き回り、話し続け、また多くの方々のお話しを聞き、いや~なかなか濃かった。今年は仕事面ではかなり充実した年になりました。富士山クラブとの富士山清掃活動では4800人が参加し約80トンのゴミを回収したとのこと。全国から参加して下った多くの皆さん、ありがとうございました。そして現場を守ってくださっている富士山クラブの皆さんもありがとうございました。そしてお疲れ様でした。おかげさまで富士山もだいぶ綺麗になってきています。
 
 僕は明日(21日)からネパール入り。24日ごろからマナスルの麓のサマ村で清掃活動、また学校の宿所建築の打ち合わせなどを行なってきます。5月にサマ村の村人にマナスル基金を設立するとお約束していただけに、しっかりと実現させてきたい。環境問題の核になるのはなんといっても教育です。そして村人の子ども達が教育を受ける事で将来の可能性を広くさせたい。学べる事は幸せなことです。よくネパールの山間部に行くと、現地の子ども達が「ペンをちょうだい」とおねだりしてくる。ペンをあげると一生懸命に字を書こうとする。しかし、多くの子ども達は学校に行っていないので字が書けない。彼らの名前を聞いて名前を字で書いて教えてあげると、心底嬉しそうに何度もまねして書き覚えようとする。勉強したくて仕方がないのだ。
 
 それに比べ、履修問題に大いに揺れた日本社会。勉強してしまった子ども達は「無駄に勉強して損した」と話すが、どうなんでしょうか。そもそも世界史ぐらい勉強しないで社会人になっていいのだろうか。まあ~落ちこぼれの私が言っても説得力ありませんが。先日、他の人から聞いた話ですが、電車の中で高校生と思われる2人が「日本とアメリカが戦争したらしいぜ!」「本当かよ~で、どっちが勝ったの?」なんて会話を大声でしていたとの事ですが、なんの為に多くの日本人が戦い亡くなっていったのか、犠牲になった方々には本当に申し訳がない。一昨日、靖国神社の遊就館に行きましたが、特攻隊隊員達が書き残した多くの遺書が展示してあり、一枚一枚を読んでいたら涙がでた。ある遺書には「お母さん、お母さん、お母さん、お母さん」と手紙一面にびっしりと書かれてあり、死を目前にしながら母親にだけは死にたくないといった本音を伝えたかったのかなぁ~と・・・。たまに遺書を拝読しに行きますが、戦争を美化しているわけでも正当化しているわけでもありませんが、ただ二十歳にもみたない若者が日本を救おうと特攻していった事実を忘れてはいかない。
 
 歴史や世界の出来事から例えば戦争の悲惨さなど、また時に人の愚かさ、また偉大さを知る。そして大事なことは悲惨な事は繰り返さないこと。少なくともその努力を惜しまない事。学ぶ事は大切で幸せな事なんです。ネパールに行くと勉強したくても学校に行けない子供が多い。逆に日本では不登校や引きこもりの子ども達、ニートが社会問題になっている。贅沢病なのかな?その一言で片付けるほど単純な問題じゃないにしろ、自らチャンスを絶っているわけで一度の人生、もっと大切に生きたほうがいい。もったいないじゃないかと、最近、おじさんかしてきたのか、すぐに愚痴ってしまう。マナスルでちゃんとした学校を作りたい。教育こそ可能性だ。

 そして清掃キャラバンに、状況が許せば6000峰の登頂。久々のヒマラヤ厳冬期
登山。さぞかし寒いだろうなぁ~ 一応、これでもアルピニスト(3流以下ですが)ですから、頑張ってきます。それでは、久々のブログでした。おやすみなさい。

(ちなみに胃を壊していましたが、ガスターDがよく効きまして順調に回復傾向にあります。ご心配おかけしました)

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