撮影 野口哲也(写真をクリックしたら大きくなります)
今朝、胴体着陸した全日空機に私の兄貴が乗っていました。携帯メールに兄貴から「心配かけましたが無事です」と連絡頂き、ホッとしました。機内から脱出した兄貴には取材が殺到し、NHKニュースなどでもあの目がクリクリした兄貴の顔が全国ニュースで流れていた。直後に本人に電話したら、「機長が着陸5分前、2分前、1分前とアナウンスしてくれたので安心だった。それにしても機内でのANAの対応は立派だった。しかし、地上では事故後ANA側の会見が終わるまでは開放してくれず、会社側のエゴを感じた」とのコメント。会社側の会見前に乗客がぺらぺら喋るのを嫌ったのかもしれないけれど、そんな事はお客には関係ないだろうに・・・。それにしてもあれだけお客に精神的な負担をかけさせておいて航空運賃の返還もないとは呆れる。
不時着前に燃料に引火しないよう空っぽにするために数時間に及び上空を旋回していた時間はさぞかし不安であっただろう。まあ~それも人生の経験なのかもしれないが・・・。兄貴は「ケンと同様に不死身です」だって。それにしても無事でよかった。