束の間のカトマンズ滞在中
これからのチョモランマ遠征に向けて機材の最終チェックをする
私と淳君にとっては初めてのチベット
どんな気候(気温と湿度と)で、どんな気圧が待ち受けているのか
全く未知

そんなチョモランマの空の下から
日本へと中継する予定が何回かある
もちろんその中には、富士山との同時清掃も含まれている
私たちの最大の使命の一つは、伝えること
世界と繋ぐこと
それを成功させるためにも、苦手な機械を相手に悪戦苦闘する

基本電源は太陽光だが
保険電源の発動機からバッテリーへの蓄電と、そこから全機材への電力供給システムを試す
今までのプチ失敗を繰り返さないように…
(電圧や電流の基本が脳みそに入っていなくてオカシナことをしたこともあった?)
手動ジェネレーターから最終的には衛星通信機器や最新OS内蔵パソコンへ
ローテクからハイテクへ繋ぐ
これを世界で最も高い空の下でやる
なんだかとっても面白い構図だな

そんな準備の中
カトマンズの街へと買い出しに出かけると
健さんの旧知のグルジア人登山家、不死身のギーアに偶然出遭った
かつてのエベレスト清掃を共に行ったギーア

昨年のマナスルでも偶然一緒になり、一時はアタックに出かけたまま行方不明騒ぎになったものの、何事もなかったかのように下山してきたギーア
そして昨夏のK2でのロシア隊遭難の中からも唯二(6人中2人)生還した彼曰く、
「スポンサーのためにって無理に突っ込んで(アタックして)も、死んでしまったらスポンサーの意味だって無くなっちまうじゃないか、死は何にもつながらないよ」
全くそのとおりだ
いまやっていることは常に次のActionへのステップなのだから
死んでしまっちゃ本末転倒だよね

 

4月1日谷口ケイ

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