
もうすぐでヒマラヤです。フィリピンから帰国し山形、青森、高知と講演行脚してまいりました。ヒマラヤ遠征が目前に迫っていますが、今年は日本でも寒かったのでヒマラヤはどうでしょうか?これから日本では桜が咲きやっと暖かい季節になるのに、僕は真冬に逆戻り。
ただ、あの真っ白な純白な氷河の世界に戻れるのが今は何よりも嬉しい。言葉の世界から感覚の世界です。よく「ヒマラヤは大変ですね」と言われますが、とんでもない。私からすれば日本の世界の方がよほど大変です。同時に様々な事を考えなければならないのが娑婆の世界ですが、ヒマラヤの生活は至ってシンプル。その日をいかに生きるか、それだけ。そしてふと感じる事は、日頃悩んだり、一大事だと感じていたことが、いかにもスケールが小さく、どうでもいいようなことに思えてくる。日々の生活の中で気がつかないうちに心をギューと鷲掴みされ、余裕がなくなっていく。誰しもが同じような事を感じていると思いますが、僕の場合はヒマラヤが解放してくれる。心のリセットなようなものです。これ、大事です。
よく人から「もうヒマラヤのような危険な所に行かないで環境活動に専念すればいいのに」と言われますが、ヒマラヤでの冒険活動を辞めたら私の今のモチベーションは維持できないでしょう。日本での活動含めこれだけコツコツと続けていられるのはヒマラヤからエネルギーを頂いているからです。
それはそうと一昨日、高知からの帰りのフライト中、ふと窓から表を覗いたら夕日に飛行機雲のラインが一筋光り輝き、その光景がなんとも美しくハッとした。久々に無条件に美しいものを見た気がしました。
さて、残り約一週間、仕事とヒマラヤ遠征準備に専念したい。