4月26日、サマ村にて学校の子ども達と清掃活動を行った。この清掃活動も2006年に訪れてから毎年のように行われてきた。最初の頃は何がゴミで何がゴミじゃないのか分かっていなかった村人。例えば落ち葉やヤクのフンを集めてくるので、
「それはゴミじゃない」といちいち伝えなければならなかったが、今では清掃活動もすっかり慣れていてテキパキと手際がいい。
ゴミ拾いにもなれテキパキと動くが早い
村中ゴミだらけであったサマ村も今ではだいぶ綺麗になった。あれ以来、私がいなくても彼らによって定期的に村の清掃活動は継続されてきたのだ。
特に大人たちはなかなか清掃活動に参加しようとしなかったが、子どもたちは違った。率先して私たちの清掃活動に加わってくれた。
耳に花をつけお洒落?して清掃活動

今回は小学生たちや一部の親との清掃活動。嬉しかったのは小学生のジグメ君が「ケンは毎年来るよね。僕たちにとっていいことだよ。でも、今度、ケンがサマに来るまでに僕たちが全部ゴミは拾っておくよ」とゴミの詰まった重たいゴミ袋を担ぎながら語っていたことだ。
重たいゴミ袋を運ぶ子ども
次回、ケンが来るまでに綺麗にしておくよ!とジグミ君
少し時間はかかるがこうして活動を続けていけば必ず伝わるもの。次はゴミの焼却施設を造る計画。こうして1つ1つ着実に前へ前へ進んでいけばいい。
本日はこれだけ集まりました!
4月26日 サマ村にて 野口健
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