2010/08/02
写真中央が富士山、右下は伊豆半島
最近、飛行機の旅が多い。旅といっても仕事ですが・・・。そんな移動の日々ですが、楽しみの1つは車窓。電車・車・そして飛行機。今回は飛行機からの景色を6枚選んでみました。藤巻亮太さんとの写真対決以降、さらに写真に目覚めました。中学校・高校時代と写真部で写真にのめり込んでいた時代再び!青春を取り戻した!?そこまで大げさではないですが・・・でも、写真ってやっぱりいいですね。カメラを片手にするとあらゆる角度から見たくなる。それは物理的な角度であったり、または物事に対しても、世の中と同じように、A面があればB面もあるわけで、A面もいいけれどB面から見えてくる社会もあるわけでしょ。意外と本質はB面にあったりして。だから伝える手段として写真で表現していく。
奥にチョコンとしているのが霊峰?富士山
雲の形も色々。見ていて飽きないよ
今回の「空の旅」はそんな難しいテーマはありませんけれど、でもね、ふと思うんですよね。スチュワーデスさん(アテンダンドさんという呼び方は好きじゃない)に尋ねたら「標高は8000Mぐらいですよ」と。エベレストの最終キャンプ付近だ。あの標高まで登るのに一ヶ月間近くかけるのに飛行機ならたかだか30分ほど。30分でこの世界に到達できるんだ~と。これ、凄い事なんですよ!だけど、他のお客さんは爆睡。勿体ないな~と。まっ、確かに飛行機に乗って8000Mを見るよりも自分の足でこの世界まで上がってきた方が感動は大きいです。でも、みなさん!初心に帰ってください。初めて飛行機に乗って窓から見たあの大空の感動を!僕はカメラのファインダーを覗いているだけでゾクゾクするほど感動することがある。仕事の移動は本当に本当に大変です。だからこそ、そんな移動の日々の中でさり気ない素敵な世界と出会う事に救われたりするのです。みなさん、感動は身近な環境にありますよ!退屈な飛行機の中でも外の美しい景色に感動しましょうよ。
雲は面白いですよ。見続けていると刻々と色が変わっていく。白から淡いピンク、そしてオレンジから赤紫に。それからワインレッドに。大人の女性の色気、それは時に危険な香りであり、そしてスーと暗闇へと消えていく。もうドラマですね。切なさだねぇ~。僕はそういうの心地いいんです。ホッとするんです。
せつないなぁ~
逆に青空の下のヒマワリ畑にはなんとも色気を感じないけれども、まぁ、これは人の好みだからね。だからみんながそれぞれの世界観で撮影するから楽しいわけ。
外の世界と内側の世界。憧れるのは荒々しい外の世界。人生も一緒かな
これからも私の視点で定期的に写真集ページをアップしていきます!
8月2日 野口健