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2011年エベレスト清掃登山 , ヒマラヤ

ベースキャンプより連絡ありました

2011年エベレスト清掃登山 , ヒマラヤ

2011/05/21

ベースキャンプより連絡ありました

ベースキャンプの野口より、電話連絡ありました。
野口の音声は、こちらよりお聴きください。

「こちら、野口です。昨日の夕方、ベースキャンプに降りてきました。
いろんなことがあるもので、まさか、レギュレーターだとは思わなかったのですが、
キャンプ3からキャンプ4に向かって、順調にスタートして、
なかなか酸素マスクをつけて、キャンプ4に向かっているのですが、
なかなか調子が出なくて、おかしいなあとおもって、ザックを下ろして
酸素ボンベの針をみてみたら、全然動いてなくて、
ああ、これはマスクだなあと思って、2007年で山頂付近でマスクが故障して、
ひどい目にあったので、今回はマスクにはかなりに気を付けてました。
だから、新品のマスク使って、予備をザックに入れて、出発しましたけど、
酸素が吸えない。途中、マスクを変えて、人間不思議なもので、
マスクを変えると酸素を吸った気になって、「酸素が来た!」って思って、
しばらくずっと歩いて、サウスコル前のジェノバという山があって、
そこについたとき、また、ガクンときて、そこで、もう一度メータを見たら、
針が、朝見た時から、全然動いてないんですね。
チューブが凍っているのかとか、いろいろやったんですけど、
結局、ジェノバを超えられず、下山したんです。
キャンプ3について、シェルパと、どうもおかしいと、
ボンベについているレギュレーターかと交換したら、酸素が出たんですね。
レギュレーターが壊れるなんて思わなかったので、
前回、マスクの故障で苦しんだので、マスクの故障と信じてずっとやっていたのですけど、
レギュレーターの故障だったんですね。
ただ、その間、ずっと無酸素状態が続いてので、ダメージが強くて、
そこからなんとか、酸素すって、キャンプ2まで下山できました。
これだけ努力して、たかだか1ケ月のエベレストですけど、まさか、最後、レギュレータに落とし穴があるとは
思わなかったけど、まあ、そんなものですね。
キャンプ2に戻って、もう1回山頂目指すかと思いましたけど、
肺の方のダメージが相当強くて、最低5日・6日のステイが必要だと、そうすると、
今シーズン終わってしまうんですね。
まあ、最後、レギュレータの故障という、らしいと言えばらしいけど、情けないと言えば情けない。
サウスコルまで行けなかった、残念ですけどね。
ただ、考え方ですけど、故障が一日ずれていたら、山頂アタック中に壊れたいたら、命取りになるので、
一日前でラッキーかなと。
残念ですけど、気持ちがスッキリしています。
エベレストも10年いろいろありましたけど、なんとなく、ひとつスッキリしたなという感じですね。
あとは、日本帰って、肺のケアをして、体調整えて、日本でやるべきことたくさんあるので、
やりたいと思ってます。
今思うと、キャンプ3で「おっぱいチョコレート」の軽口叩いたのが、良くなかったかな。
でも、(天気の)読みは間違えてなかったですね。天候がコロコロ変わる中で、ポイントは
19日・20日だと思ったんですね。
19日は微妙でしたけど、他の隊は登頂してるし、みんなではないですけどね。
20日も登頂してますしね、そこの読みまでは良かったですけどね、
レギュレータの故障と、無線機が全く使えなかったので、良くなかったですけど。
明日、ベースキャンプをおります。
日本にもどって、次のテーマを考えてよって行きたいと思っています。
この1ヶ月本当に応援いただいて、ご心配おかけし、この結果もうしわけないとおもっていますけど、
また、いつか挑戦しますので、よろしくお願いします。
ナマステ!」

野口隊は、本日より、ベースキャンプを撤退し、帰国の準備をします。
野口健事務所

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