ラスダシャン峰から下山しゴンダールへ。ここゴンダールは1636年~1864年までエチオピアの首都。ファシリデス王は民をマラリアから守るために標高2000Mのゴンダールを首都にしたんだとか。またカトリック教会の侵入により多くの争いが起き、エチオピア正教えだけの新しい町の再建であったとも。まず訪れたのがゴンダールの城。2300Mのファシル・ケビの丘に建てられたお城ですが、「不思議な城」と呼ばれているだけあってアフリカにいることを忘れてしまいそうな、まるで中世のヨーロッパ、または宮崎駿さんの世界に迷い込んだような。なんともドラマチックで神秘な世界。ダブラ・ブラハン・セラシエ教会にも訪れましたが、特に天井が圧巻!80体もの天使の顔が描かれている。17世紀に建設されたそうですが、この壁画はほぼそのままの状態で保存されていたそうな。エチオピアには他の東アフリカにはないような文明とうか、歴史を感じる。大自然から里に降りたその日に出かけたゴンダールの街、ロバには馬鹿にされましたが、人類の英知を感じながら、まるで自分が映画の主人公になったような錯覚に陥りそうになり。王子様になってこんなお城に住んでみたいなぁ~とかね。そしてハーレム?
天井には天使の顔が80体も描かれている。この天使は聖ヨハネをイメージしていて、その聖ヨハネが首を切られても50日間の間、首だけで飛んでいき伝道活動を続けたとのこと。故にエチオピアの天使は首に羽が着いているんだとか。
2012/08/10 | ビデオメッセージ:2012夏アフリカ遠征に出発!! |
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2010/08/14 | 「野口健 2010アフリカ遠征プログラム」のお知らせ |