ポカラ郊外のカラパニ村に訪れましたが、昨年の水害(洪水)のまま時が止まってしまったような・・・。ネパール政府は水害の原因を調査することもなく。人の気配がなくなった現場は恐ろしく「シーン」と静まり返りまるで何事もなかったような。でも、本当はそれではいけない。ネパール政府に見捨てられようとしている状況の中、日本の国際砂防学会が昨年から調査を開始。今月中旬にもネパール入りされるそうです。お時間が合えば一度お話をお伺いしたいと思っています。今日の現場の写真は後程アップします。
それにしてもいつも感じることは、自然の猛威に対し人間にできることとはなんなのだろうかと。あのスケールになると完全にブロックすることは
不可能だろうし、しかし、犠牲を繰り返すわけにもいかないわけで、そう考えると、日頃から自然の恐ろしさを知る努力をしなければならないということなのか。「危機感を抱き続ける」一つのポイントなのかもしれない。
(4月28日フェイスブックより)
2013/04/09 | 野口健 ヒマラヤ遠征に出発しました。 |
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