ホーム

ブログ

白神

青森県白神山地市シンポジウムに参加

白神

2013/12/21

青森県白神山地市シンポジウムに参加

(2013年12月21日フェイスブックより)
昨日(12月20日)は青森県弘前市にてシンポジウムに参加しました。日本初の世界自然遺産となった白神山地。

1511290_453212408123736_1278437725_n.jpg

1530506_453212948123682_783160385_n.jpg

確かに世界遺産登録で白神山地の環境保護は注文されブナの原生林も守られるようになった。
以前、あて字としてブナは「木」に「無」と書かれた。
つまり木材としての価値がないと。そして大量のブナが伐採されてきた。
そこに立ち向かったのが工藤さんたちマタギだ。ブナが無くなればクマが生きていけない。
またブナは水を蓄える。そしてブナの落ち葉が裕福な腐葉土を作り栄養分が川から海へ。
海の生き物たちがその栄養分を求め集まってくる。

そのブナを守ろうと戦ってきた工藤さん。あれだけ木材の価値がないとされてきたブナ。
しかし、世界遺産に登録されてからは全国から「ブナ!ブナ!ブナ!」とブナを一目見たいと
集まってくる観光客の姿。工藤さんの目にはさぞかし滑稽に映ったかもしれない。

そして世界遺産に登録され白神山地のコアゾーンは鳥獣保護区へ。ハンターならもだしも白神山地と共に生きてきたマタギまで狩猟を禁じられてしまった。
マタギは必要最低限のクマを捕る。彼らは「授かる」と表現するように白神の神に感謝しながら命の恵みを頂く。
しかし、世界遺産に登録され環境保護という名のもとに白神マタギの文化が消されようとしている。
最も白神山地を守ってきたマタギが。

僕が世界で最も好きな山は白神山地。しかし、それは自然だけではなく、あの美しく厳しい白神山地と共に生きてきたマタギの姿があったからだ。
今では環境保護のカードは力をもっている。そのカードの使い方を間違えるととんでもないことになる。
昨日のシンジウムは「世界遺産登録20周年おめでとう」ではなく、白神山地の自然と共にどうやってマタギの文化を守っていくべきかを話してきました。

夜は工藤さんファミリーとの食事会。尊敬しそして大好きな工藤さんと過ごせとても心暖まる時間でした。
1487341_453212964790347_333085374_n.jpg工藤さんファミリーと。

カテゴリー別

登山 (1)

2025ロブチェピーク (27)

2025メラピーク (112)

2024年夏ヒマラヤ (37)

2023年マナスル登山 (82)

2023年1月アイランドピーク (46)

2023、ヒマラヤ親子登山 (1)

2022年4月ヒマラヤ遠征 (24)

クライミングジム (2)

2019年マナスル (55)

2019年キリマンジャロ登山 (11)

2019年キナバル登山 (5)

2019年春ヒマラヤ親子登山 (22)

2018年12月 カラパタール野口健親子登山 (13)

2018年ヒマラヤ遠征 (25)

2015年冬 ヒマラヤ (10)

2015年夏 ネパール (13)

2015年春ヒマラヤ (42)

2014年夏アラスカ (8)

2014冬ヒマラヤ (13)

2013年冬ヒマラヤ (12)

2013年夏アフリカ遠征 (13)

2013年ヒマラヤ遠征 (38)

2012年冬ヒマラヤ (12)

2012年アフリカ (23)

2012年アフリカ遠征 (20)

2012年マナスル・ムスタン登山 (22)

2011年冬ヒマラヤ (11)

2011年エベレスト清掃登山 (38)

2010年冬キナバル山 (10)

2010年アフリカ (47)

2010年春ヒマラヤ (39)

2009年冬ヒマラヤ (7)

2009年マナスル清掃登山 (44)

2008年冬ヒマラヤ (14)

2008年エベレスト清掃登山 (29)

2007年冬ヒマラヤ (8)

2007年エベレスト清掃登山 (69)

スイスアルプス挑戦記 (6)

2006年マナスル清掃登山 (84)

2005年春シシャパンマ (8)

2003年エベレスト清掃登山 (33)

2002年シシャパンマ (19)

2002年エベレスト清掃登山 (32)

2001年エベレスト清掃登山 (51)

2000年エベレスト清掃登山 (39)

トレーニング・体調管理 (94)

7大陸最高峰 (8)

ブログ内検索

野口健公式ウェブサイト


(有)野口健事務所 TEL: 0555-25-6215 FAX: 0555-25-6216